投稿日 2002年9月10日(火)15時01分 投稿者 松浦
写真はプレスセンターで説明を行う渡辺篤太郎・宇宙輸送システム本部服本部長と春山スポークスマン
DRTSの電源をオンにしたところ、テレメトリーが乱れるという現象が発生しました。
しかし、その後衛星は正常であることが確認されたので、打ち上げは予定通り行われます。
DRTSは、打ち上げに向けて午後1時21分に衛星整備棟(STA2)から遠隔操作で電源を投入したところ、受信テレメトリーデータが乱れるという現象が発生しました。午後2時過ぎに、筑波宇宙センターからのテレメトリーで電源を再度オンにしたところ、テレメトリーは正常でした。このことから、問題はSTA2の設備側にあると判断され、打ち上げは予定通り行うことになりました。
打ち上げ時にDRTSは筑波から管制を行います。STA2は地上試験その他、打ち上げ前のテレメトリーコマンドの発行とデータの受信を行いますが、打ち上げ前に筑波に切り替えることになっています。従ってSTA2の設備のトラブルは打ち上げに影響ないと判断されたようです。
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