写真その2です。それ行け！　

　笹本です。
　ＡＤＥＯＳ-を分離したあと、ロケットは可視圏から外れてしまいます。
　そのため、打ち上げ後三〇分後に分離が予定されている小型衛星三基の軌道投入確認は、一周した衛星が日本上空に戻って来てから、ほぼ一時間半後になる予定です。

　笹本です。
　H-IIＡ四号機は第二段エンジンの燃焼を停止、ＡＤＥＯＳ-の分離に成功しました。

　写真です。素晴らしい打ち上げでした。雲が適度に出ていて絵的にも美しい打ち上げでした。双眼鏡だとSRB分-A離まではっきり見えたとのことです。

　笹本です。
　固体ブースターの打ち上げまで見れるきれいな打ち上げでした。
　牧野は打ち上げ後二三〇秒まで双眼鏡による追跡に成功しています。

　笹本です。
　H-IIロケット四号機は時間通りに打ち上げられ、現在２段エンジンが正常に燃焼中です。

　笹本です。
　H-IIロケット四号機は時間通りに打ち上げられ、現在２段エンジンが正常に燃焼中です。

　打ち上げ前10分を切りました。雲は減り陽光がさしてきています。打ち上げ準備は順調です。

　そろそろ上に上がります。次の報告は打ち上げ後となります。

　午前9時31分、X-60分ターミナルカウントダウンが始まりました。打ち上げ準備作業は順調です。打ち上げ時刻は予定通り10時31分です。

　今回種子島で見つけた新商品、「スペースウォーター」。

　中種子町のAコープで買いました。以前からあった「ロケットパン」がNロケットであるのに比べて、これにはロケットの中に「H2A」と書いてあります(写真ではつぶれています)。ただし明朝体。

　ロケットも、まあH-IIAに見えないことはないです。水素の炎が赤いですけれども。

　残念ながら「燃える水」などということはまったくなく、味はまったく癖がないミネラルウォーターです。製造は南種子町島間、H-IIAを水揚げする島間港のあるところです。水源は「天然深層地下水」とのこと。つまりは深掘りの井戸水ですね。

　夜が明けました。昨晩からの打ち上げ準備は順調に進んでいます。すでに第1段、第2段共に推進剤の充填を終えました。ロケット本体にも地上系にもトラブルは発生していません。
　種子島の天候は晴れですが、比較的低い雲が空の大部分に広がっています。風は2〜3m/s程度で穏やかです。打ち上げには絶好の日和です。

　射点に移動したH-IIA4号機。5mの太い衛星フェアリングを装着しています。

写真撮影：牧野知弘

　写真は移動を見守る報道陣

　写真は移動開始直後です。

　H-IIA4号機は、本日午後9時30分から約30分をかけて機体組立棟(VAB)から射点に移動しました。
　風はほとんどなく空も快晴、オリオン座が昇る下をロケットはスムーズに移動しました。VABは2機のH-IIAを同時に組み立てられますが、今回使用されたのは扉に向かって左側の組立スペースでした。H-IIAと移動発射台を載せた２台のドーリーは方向転換なしに真っ直ぐに射点へと向かいます。ポーン、ポーンと警戒音が聞こえだしてからきっかり30分後、ロケットは射点へ到着しました。
　
　途中、電子音の「さくらさくら」が聞こえてきます。これはVAB扉の開閉の警戒音だとのこと。

　打ち上げの準備作業は順調に進んでいます。

松浦

　写真は移動開始直後です。