投稿日 2002年12月14日(土)13時42分 投稿者 笹本祐一
笹本です。
今回のピギーバック衛星についての予算を質問したところ、いろいろととんでもない数字が出て来ました。
オーストラリア最初の衛星であるFedSATは、開発費、地上設備の建設費、スタッフの養成まで全部含めた数字で二千万オーストラリアドル(1オーストラリアドルは約六八円)。
千葉工大の鯨観測衛星は、本体のみ、開発費研究費などを計算せずに7000万から8000万円で出来ております。
NASDAのμ-LabSatは開発費からで四億、本体の値段は「その半分くらいかなあ」(技研副本部長岩田、談)だそうです。
ピギーバック衛星の意義は、手軽で安いことにあります。これらの衛星の値段は、NASDAが今までに打ち上げた衛星より二桁から物によっては三桁も安くなっています。
マイホーム程度の値段で、衛星が上げられるようになってきたわけだ。
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