宇宙作家クラブ
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No.1113 :移動完了 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時11分 投稿者 松浦晋也

 午前9時45分過ぎ。20分弱で機体の移動は完了した。写真は移動完了直前。1号機からずっと取材を続けていると、作業の手際が良くなっていることを感じる。


No.1112 :さらに移動する ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時09分 投稿者 松浦晋也

 見ていると、打ち上げ作業に参加している関係者が、引き上げ始めた。関係者も内部で自由に写真を撮れるというわけではないので、検問のゲート前で記念写真を撮影したりもしている。


No.1111 :移動するH-IIAその3 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時07分 投稿者 松浦晋也

 望遠で遠近感を圧縮して撮影してみた。


No.1110 :移動する機体その2 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時06分 投稿者 松浦晋也

 前方は大崎射点のH-Iロケット用組立棟


No.1109 :移動する機体 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時04分 投稿者 松浦晋也

 さらに移動中。


No.1108 :機体組立棟に戻るH-IIAロケット ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時03分 投稿者 松浦晋也

 移動速度は意外なぐらいに速い。


No.1107 :機体組立棟にバック開始 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)16時01分 投稿者 松浦晋也

 動き出したH-IIA11号機。16日午前9時30分過ぎ。


No.1106 : 機体組立棟に戻る前のH-IIA11号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)15時59分 投稿者 松浦晋也

 検問所から機体を望む。


No.1105 :午前8時からの延期記者会見 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)08時39分 投稿者 松浦晋也

 午前8時からの延期記者会見の様子です。出席者は佐藤寿晃企画主任。

佐藤:昨日概要を話した天気の件について回復の見込みがないので打ち上げを延期した。

 雲の中でプラスとマイナスの電荷が分離すると雷が発生する。雲の中をロケットが高温の噴射ガスを吹きつつ通り抜けるが、噴射ガスが電荷を強めることが分かっている。
 気温0℃の層から-20℃の層の間が1.8km以上の厚みがある場合、打ち上げを行わないという制限を設けており、本日はその制限に抵触した。

 16日午前2時のゾンデ(風船)観測で、0℃層が高度3300m、-20℃が7200m。この間に雲が存在するかが問題となる。-20℃層を挟む6000mから8800mの間に雲が出ており、条件に抵触する。また、我々の解析と気象庁の予報の両方で、16日はより低い高度で雲が厚くなっていくという結果がでた。

 昨日の午後4時半の時点では南西から北東に流れる雲の帯が切れかけており、その切れ目を狙って打ち上げれば大丈夫だろうという判断だった。しかしその後、大陸側の高気圧の押しが予想よりも弱く、16日午後3時に向けて雲が薄くなる見込みがないと判断した。

 現在1〜2日周期で天候が頻繁に変わっている。17日は風速が14m/sを超えるという予報が出ている。風速20m/s以下という条件は満たしており打ち上げ準備ができないわけではないが、打ち上げられるかどうか判断に迷うことになるだろう。

 18日には移動性高気圧が日本列島を覆い天候が回復する可能性が高い。このため、打ち上げを17日ではなく18日に延期した。ロケット衛星込みで586億円の大型プロジェクトなので、ここは賭けに出るところではないと判断した。

 機体は今後午前9時半から10時にかけて組み立て棟に戻す予定。今日の作業は午後3時ぐらいまでかかる。17日午前0時から、再度打ち上げに向けた作業を開始する。

鹿児島テレビ:打ち上げ延期を決めた正確な時刻を知りたい。
佐藤:昨日午後4時半の判断は雲が切れるということでGOと判断した。午後11時の判断では、気象庁の最新データが揃っていなかったので、機体を出せるかどうかをメインに判断を行った。その後推進剤を充填すると、打ち上げ中止にしてから打ち上げ再開に中5日かかる。このため推進剤充填の前、午前5時20分に中止の判断を行った。

鹿児島テレビ:延期によるコストはどのていどか。

 天気がよければ出しっぱなしもできるが、明日天候が悪いということなので、機体をいったん戻す。延期費用は正確には積み上げなければ分からないが、1日3000万〜4000万はかかる。巨大プロジェクトなのでこの程度のコストは仕方ないと考えている。

NHK:打ち上げ時刻は午後3時32分でいいのか。

佐藤:現状ではそうだが、毎日行う衝突解析の結果によっては変更される可能性もある。

NHK:明日、作業は夜からだが、昼間の天候判断はどうするのか。

佐藤:午前11時、午後11時です。天候変化によっては臨時の判断が挟まるかもしれない。

以上です。


No.1104 :H2AF11打ち上げ延期
投稿日 2006年12月16日(土)06時05分 投稿者 笹本祐一

朝5時50分に、広報よりメイルにてH-IIAロケット11号機の打ち上げ延期が決定しました。

「本日に予定しておりましたH-A・F11の打上は、第2回GO/NOGOにおいての天候判断により、平成18年12月18日(月)に延期します。」

 とのことだそうです。

No.1103 :射点に到達 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)04時19分 投稿者 松浦晋也

 撮影:高橋信久


No.1102 :移動するH-IIA204 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)04時16分 投稿者 松浦晋也

 午前2時35分頃。撮影:柴田孔明


No.1101 :移動するH-IIA204と移動発射台 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)04時15分 投稿者 松浦晋也

 撮影:牧野知弘


No.1100 :機体組立棟からでてきたH-IIA204 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)04時09分 投稿者 松浦晋也

撮影:牧野知弘


No.1099 :機体移動 ●添付画像ファイル
投稿日 2006年12月16日(土)03時56分 投稿者 松浦晋也

 午前2時30分から機体移動が始まりました。移動はスムーズに行われ、約20分ほどで、H-IIAロケット11号機は、機体組立棟から射点に移動しました。