投稿日 2007年9月14日(金)00時55分 投稿者 松浦晋也
今回、Y−0ブリーフィングに、「かぐや」の滝澤プロマネは、東京事務所から遠隔で出席した。これは異例の事態である。
これまで打ち上げる衛星のプロジェクト・マネージャーは例外なく種子島で記者会見に出席していた。衛星は打ち上げ数ヶ月前に種子島に搬入されて整備を受ける。整備の過程で何らかの問題が発生した場合、対応を決定するのはプロマネだ。打ち上げ準備の最終段階、トラブルに備えてプロマネは現場にいなくてはならないはずなのだ。
いったい何があったのだろうか。
衛星の追跡管制は相模原のISASから行う。とするとプロマネが相模原に詰めるのかもしれないが、どうやら筑波宇宙センターにいるらしい。
非常に奇妙な事態である。
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