宇宙作家クラブ
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No.1763 :S-310-43号機打上げ ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月5日(火)00時19分 投稿者 柴田孔明

S-310-43号機は2014年8月4日23時00分に打ち上げられました。
写真は広角で長時間露出で撮影したもの。


No.1762 :S-310-43号機の打上げ日変更
投稿日 2014年8月1日(金)15時53分 投稿者 柴田孔明

観測ロケットS-310-43号機打上げですが、天候判断の結果、平成26年8月4日(月)23時00分〜23時30分(JST)に再度変更になりました。なお、打上げ時刻は23時を予定しています。

No.1761 :H-IIAロケット25号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時31分 投稿者 渡部韻

H-IIAロケット25号機の段間部には気象庁、気象衛星ひまわり運用事業株式会社、三菱電機などのロゴに並んで、気象庁マスコットキャラクター・はれるん(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/harerun.html)の愛らしい姿が描かれています。


No.1760 :H-IIAロケット25号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時30分 投稿者 渡部韻

H-IIAロケット25号機はこの後8月1日に種子島の射場へ向けて出荷されます。


No.1759 :H-IIAロケット25号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時29分 投稿者 渡部韻

H-IIAロケット25号機の1/2段間部を第1段側から。青緑色の架台の向こう側に小さく見える黒い四角がSRB-A分離等を確認する為のカメラを覆っているカバー。なお今号機では高度化に向けた特別な変更は特に行われていないとのことです。


No.1758 :H-IIAロケット25号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時26分 投稿者 渡部韻

H-IIAロケット25号機の第1段をエンジン側から。エンジン部(オレンジ色の組立・輸送用フレームの後ろに見える黄緑色の部分)は23号機より簡素化されたものを引き続き使用しています。


No.1757 :H-IIAロケット25号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時25分 投稿者 渡部韻

H-IIAロケット25号機の第1段(左)と1/2段間部(右)。


No.1756 :H-IIAロケット25号機コア機体公開 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年8月1日(金)01時24分 投稿者 渡部韻

2014年7月30日午後、三菱重工業株式会社 名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場にてH-IIAロケット25号機のコア機体が報道関係者に公開されました。コア機体とは第1段及び第2段を合わせた名称で1/2段間部を含むものです。

(※敬称を一部略させていただきます)

・登壇者
三菱重工業株式会社 宇宙事業部 H-IIA/H-IIBロケット打上執行責任者
二村 幸基

三菱重工業株式会社 宇宙事業部 H-IIA/H-IIBロケットプロジェクトマネージャ
秋山 勝彦

■計画概要

◆目的
静止気象衛星ひまわり8号を所定の軌道に投入する

◆コンフィギュレーション
H-IIA202型【コア機体+固体ロケットブースタ(SRB-A)2本】
直径4mシングル衛星フェアリング(4S型)

◆打上げ時期/打上予備期間
(調整中)

◆特記事項
機能集約による搭載機器の削減(コストダウン活動)を実施
→SRB-A分離等を監視する為の機載カメラの映像を、従来はカメラ毎に処理していたものを1画面に合成してから処理することで画像圧縮伝送装置を削減した

◆搭載衛星
静止気象衛星ひまわり8号

◆飛行経路概要
静止気象衛星ひまわり8号を所定の静止遷移軌道に投入する


■スケジュール

・コア機体は飛島工場での作業を完了し、出荷準備作業中。8月1日に射場へ向け出荷予定。
・固体ロケットブースタは射場へ搬入済みであり、コア機体起立後にコア機体に結合予定。
・衛星フェアリングは搬入済み。
・打上げに向け、8月3日より種子島宇宙センターで、コア機体起立以降の射場作業開始予定。


■機体公開後の質疑応答(要約)

NHK:打ち上げ時期は
二村:10月頃を目処に現在調整中

朝日新聞:特記事項に搭載機器を削減してコストカットとあるが具体的には
二村:非常に微々たる金額ではある。数百万程度のコストダウン。重さは数キロ。二段目に積んだ重さは打ち上げ能力に一対一で効いてくるので、衛星側を数キロ重く出来る。

重量を軽減するのはロケット側にとって永遠の課題。(今回のように)塊で減らせるものはその中で技術をクローズ出来るので比較的やりやすい。

WSJ:ロケット一機あたりの製造にかかる期間と延べ人数、また同時に何機作れるのか。拡張の予定は?
二村:材料の手配も考えると2.5〜3年、部品の手配が終われば組み立てには1年もかからない。延べ人数に関してはデータを持ち合わせていないこの工場で作れるのは年間最大4〜5機。現在年間4機程度の打ち上げなので生産能力は足りている。(増える見込みは?)増やしたい、とは思っている。

日刊工業新聞:H-IIAの部品点数と削減した搭載機器の数
二村:締め付け用のネジ等も全て含めて公称100万点。25号機で削減したハコ(搭載機器)は3点。

名古屋テレビ:総部品点数100万点のうち、どのぐらいが国産の部品なのか
二村:正確な数字は持ち合わせていないが90数パーセントが国産。

ケーブルテレビ可児:慣性飛行の目的と、ひまわりを分離する高度は
二村:分離高度は263km(計画値)。二段再着火前の慣性飛行の目的は、加速する必要性が無い期間はエンジンを止めて燃料諸費を抑えている。また衛星をどの分離点でどれだけの速度方向にどういうスピードを与えなければいけないか決まっているので(インターフェース条件)、その数値に到達するようにエンジンを再着火させている。

NVS:14号機以来の静止衛星だが、その後の機体改良に伴い静止衛星の打ち上げ方に変更はあるのか。また今回は相乗り衛星が無いが検討はあったのか
二村:種子島から打ち上げた衛星を静止遷移軌道に入れる際、従来は軌道面に対して28.5度傾いていたが今回は22.4度。これは従来よりも衛星側が軽かった関係でロケット側に燃料を多く積めた為。このおかげで衛星側が(軌道面に入る際に)消費する燃料が少なくて済む。相乗りはJAXA産業連携室が募集している。

NVS:静止衛星軌道は商業衛星打ち上げに需要があると思うが、それに向けて衛星分離後に何かテストを行う予定は
二村:今回はない。

NHK:ひまわり8号で気象予報がどのように変わるか
二村:気象庁のホームページに記載されているのでそちらを参考にして欲しい。

朝日:全体のコストは?今年度打ち上げを予定している機数は?
二村:コストは答えられない。我々も諸外国のロケットのコストを知りたい。どこの国も本当のコストは一切わからない。今年度は後続号機の調整中なので4機「程度」と考えている。

NHK:この機体の一番の売りと、次の号機を作る上での課題は
二村:機体だけでなく打ち上げ場まで含めたシステム全体で考えた場合、アリアン等に比べて緯度が高い位置に射点があるのは不利。ロケット単体で考えると予め定めた打ち上げ日時に6機連続で成功している点が(カスタマーに)評価されているので伸ばしていきたい。

ただ諸外国に比べると打ち上げ機数は小さい。打ち上げ実績という点で秀でている訳ではないので、6号機のような失敗を二度とおこさないことで(カスタマーの)信頼を得ていくしかない。(H-IIAの)次の号機になるか、その次の号機になるかわからないが、搭載電子機器の削減は考えている。

NHK:モノがいいので予定打ち上げ日時を守ることが出来ていると思うが、それを支えているものは
二村:H-IIA開発が終わった当初はバルブ類のトラブルによる打ち上げ延期が割とあったが最近はロケット側搭載機器のトラブルで打ち上げを延ばすことは皆無になった。これは設計手法だけでない。設計し終わったものの信頼度を上げることは本来難しいが、何かトラブルにつながりそうな事前兆候を極力早い時期に徹底的にあぶり出している。これを2σ(にしぐま)管理と呼んでいる。

既に号機が24機(H-IIBもあわせると28機)重なったことで搭載機器の機能試験によるデータも大分集まった。これを統計処理することで、毎回の試験で取得したデータが過去のトレンドに対して若干でも変な変化を起こしていないか徹底的に評価し、少しでも外れた場合は徹底的に外れた原因を追求し(たとえば材料の組成が違っていた等)先に手を打っている。これを続けてきたことで最近は打ち上げの段階において搭載部品・機能品でトラブルを起こすことが無くなった。

読売新聞:今回202型が採用された理由と、今後も202型が主力なのか
二村:静止遷移軌道に入れる能力が(ざっといえば)202が4トン、204が6トン、H-IIBが8トンなので、輸送する衛星重量と投入軌道でロケットを選ぶことになる。衛星が大型化に移行する傾向と(地球観測衛星など)軽くなっていく傾向があるが、まだ明確な市場のトレンドとしては見えていない。なので当面は202型でさばいていけたら、と考えている。

ケーブルテレビ可児:メイドインジャパン、メイドバイMHIという日本人ぽさが現れている点は
二村:これがいいかどうかは別として三菱も含めて各メーカー共に作り方が丁寧。機体の仕上がりについても「我々のロケット」という意識があるからだと思うが、傷があれば治したり、塗装をきれいに仕上げようとしたり…といった細やかな思い入れみたいな部分が日本のロケットなのかもしれない。


以上です。


No.1755 :新しい打上げ日時
投稿日 2014年7月31日(木)16時40分 投稿者 柴田孔明

天候悪化により延期されていた観測ロケットS−310−43号機打上げは、平成26年8月3日(日)23時00分〜23時30分(JST)に再設定されました。

No.1754 :打上げ延期
投稿日 2014年7月30日(水)22時37分 投稿者 柴田孔明

7月30日23時頃に予定していたS-310-43号機打上げは、激しい雷雨もあり延期になりました。現在のところ新たな打上げ日は発表されていません。

No.1753 :S-310-43号機頭胴部 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年7月29日(火)03時18分 投稿者 柴田孔明

S-310-43号機の実験装置が入る頭胴部。液体燃料の推進系要素を模擬した装置(供試体)が入ります。


No.1752 :観測ロケットS-310-43号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年7月29日(火)03時12分 投稿者 柴田孔明

公開されたS-310-43号機。KS台地のランチャードーム内にて。


No.1751 :S-310-43号機の機体公開前説明 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年7月29日(火)03時10分 投稿者 柴田孔明

 2014年7月28日13時30分より、内之浦宇宙空間観測所にて観測ロケットS−310−43号機の機体公開と説明が行われました。
 (※一部、敬称を省略させていただきました)

・登壇者
石井 信明 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授 観測ロケット実験室長
野中 聡 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 准教授

・実験の背景と目的・(配付資料より)
 将来の月・惑星探査において、液体水素など極低温燃料を用いる液体ロケット(軌道間輸送システム:CPS:Cryogenic Propulsion System)は、現在主流の常温燃料を用いるロケットに比べ、格段の性能向上が見込まれる。一方で、沸騰を伴う液体を配管に流し(気液二相流)、あるいは長期間の航行中に無重力のタンク内で安定的に保持するためには、解決すべき技術課題が多くある。本実験では、極低温推進システムの主要な構成要素を模擬した実験装置を観測ロケットに搭載して慣性飛行中の極低温流体の状態を計測し、将来の極低温燃料ロケットによる軌道間輸送の実現に向けた解析技術の向上に必要なデータを取得することを目的とする。

・実験概要・(配付資料より)
 今回の実験は、観測ロケット(S-310-43号機)の弾道飛行により、極低温燃料ロケットが宇宙空間を慣性飛行している状態を作り出し、ロケットエンジン・ポンプの冷却流路など推進系要素を模擬した供試体に極低温流体(液体窒素)を流動させる。これにより、供試体内を流れる液体窒素の観察等を行い、その沸騰・流動状況を計測するとともに、各部の温度・圧力・気泡割合のデータを取得する。取得したデータにより、推進系の熱流動解析モデルの解析精度向上を図る。

・参加研究機関
 JAXA、東京大学、早稲田大学

・打上げ予定日時
 平成26年7月30日 23:00〜23:30
 (打上げ予備期間:平成26年7月31日〜平成26年8月31日)

・打上げ条件
 ロケットの保安や飛行に影響を与えない天候であること。

・搭載している2種類の供試体について。
 1.エンジン着火前予冷時のターボポンプ軸受室内部の流動を模擬するため複雑な流路形状を有する供試体。
 2.ロケット慣性飛行中の燃料タンク内の液面挙動などを模擬するため単純な流路形状を有する供試体。
 ※これら2種類を各2つ搭載(計4つ)。同種を2つ搭載しているのは、流れの条件を変えているため。

・質疑応答
読売新聞・S-310-43号機のスペックと、飛行時間等を教えていただきたい。
野中・ロケットは全長8m、全備重量800kg。頂点は125kmを予定、水平飛翔距離は175kmを予定している。南東方向に打ち上げる。

読売新聞・今回の実験が目的としている次世代型ロケット(CPS)についてお聞きしたい。
野中・国際宇宙探査のロードマップがありJAXAで検討しているが、有人で月や小惑星を探査する際、技術課題として長い時間航行する推進システムが必要。極低温の燃料で高い性能の推進システムが必要になるが技術的な課題がある。その解決のための解析データを得る。

南日本新聞・頂点高度の125kmは何秒後に到達するのか。
野中・頂点高度到達は打上げ後175秒です。

南日本新聞・実験装置の重さと長さはどのくらいか。
野中・重量80kg、全長2.8mです。

南日本新聞・今回の実験が成功すれば格段の性能向上が見込まれるとのことだが、遠くまで飛ばせること以外に何かあるのか。また液体水素ではなく液体窒素を使う理由は何か。
野中・性能向上に関しては解析精度を上げることが目的である。今までの沸騰を伴う流れの解析は地上実験をモデルにしていた。地上では重力が働き、気泡が上にあがる。宇宙では重力が非常に小さいため配管の中での気泡の動きが、液の中に留まったり、壁にくっついたり、均等に分布したりと、地上とは違う挙動になると考えられる。そのデータを取得し、解析に必要なモデルを作り精度を上げる。
 H-IIA/Bロケットも高度化が求められるが、エンジン点火前に配管を冷やす必要がある。ただ流すだけだと無駄になる。なるべく少なくし、加速に使える量を増やすようにしていく。この設計のための高い精度の解析モデルが必要。
 液体水素でなく液体窒素を使うが、複雑な流路を模擬した宇宙の実験は世界初。液体窒素は取り扱いが容易。また酸化剤としての液体酸素は、液体窒素と物性が近い。液体水素についても実験が必要だが、今回はまず液体窒素でおこなう。

毎日新聞・頂点が125kmに175秒で到達するので、その倍の時間で着水するのか。実験開始と終了時間はどのあたりになるのか。ロケットから分離などはしないのか。
野中・約6分で着水。実験は打ち上げ後100秒で液体窒素を流し始め、装置が冷却され実験に適した状態になってから約100〜150秒間の実験を行う。ロケットと実験装置は分離などは行わず、そのまま飛行する。

毎日新聞・供試体はわかりやすい別の言葉に言い換えられないのか。4つの要素は何と表現するか。
野中・聞き慣れない言葉だが、実験装置など。見たい現象を起こさせる場所。4つの要素はテストセクション、実験セクション、実験部分などと呼ぶことになる。

毎日新聞・極低温の性能向上はなぜか。
野中・比推力(ISP)が良くなる。同じ重さの物を加速するなら極低温燃料の方が良い。

毎日新聞・改善点はどんなものか。
野中・今回の目的は温度と圧力と液体の中の気泡のボイド率を計る装置を用いる。タンクの中の液体窒素を100秒後に流し始めると、温度が高くて気体になる状態から、冷え始めて気体と液体が混じった状態、完全に冷えて液体になる状態と変わっていく。これを地上実験の結果と比較する。冷却の特性が地上と弾道飛行では違う。この宇宙空間での熱流動特性が違うデータを用いて、解析の精度を上げる。
 気泡は無い方がいい。地上の場合、混ざっても上と下に分かれ、気泡のある上は冷えないなど温度が異なる状態になる。これが重力の無い環境だとうまく混ざってくれるとか、気体になった部分が壁に張り付いてしまうことも考えられ、冷えるのか逆に冷えないのかを見ることになる。

NVS・深夜に行われるが、これは予冷が必要なためなのか。
石井・そうである。この実験は昨年の冬にやりたかったが、冷却関連の装置を改修したので夏期になった。ロケットを発射点に持っていくのが3時間半〜4時間前だが、暑い昼間を避けて夜7時から7時半になる。そこから準備をすると夜11時になる。

NVS・打ち上げ前に照明は消すか
石井・今回、それは無いと思う。

鹿児島放送・極低温燃料ではなく常温燃料には何があるか。
野中・ケロシン(石油)など。

鹿児島放送・慣性飛行の無重量状態はどう作るのか。
石井・無重量状態はロケットの放物線飛行で作られる。ロケットの回転はガスジェットで止める。

鹿児島放送・制作期間をお聞きしたい。
石井・通常は1月か2月に大学などに公募し来年度に打ち上げる。たとえば2013年度の公募が2015年度以降に打上げになる。今回の実験は2012年の募集である。2013年冬を目標にしていたが今夏になった。熱の伝わり方など性能の問題。実験装置制作からは1年である。

鹿児島テレビ・極低温燃料は非常に低い温度で液体になるものを指すのか。
野中・液体窒素なら−196度。何度以下という定義は無いが、ロケットの世界では液体酸素(−183度)や液体窒素より低いものを極低温と呼ぶ。

鹿児島テレビ・この極低温の実験は世界初なのか。
野中・複雑な経路で計測するのは世界初だろう。

鹿児島テレビ・実験データの取得はどうやって行うのか。
野中・リアルタイムで地上で受信する。

鹿児島テレビ・供試体が2種類あって、それがまた2つあるが、どのように違うのが。
野中・供試体に流す流量が違う。多いものは液体窒素を1秒に1グラム、少ないものは1秒に0.5グラム流す。

読売新聞・極低温燃料を使う利点は密度なのか。
野中・液体水素は軽く密度が低いためボリュームは大きくなってしまう。燃費というより、より多くのものを効率よく運ぶことができる。ISP(比推力)が高いことになる。
石井・宇宙空間には加速度が無い。重いものを運べるパワー、加速の効率。

NVS・供試体はカメラで確認するものはあるか。
野中・透明な材料で見られるようになっている。圧力や温度のデータがメインだが、より理解を深めるためにカメラも搭載している。

石井・いつもの報道公開は前日だが、今回は明日一日で電波テスト(リハーサル)を行う。12時間の冷却作業がある。電気的試験は明日行い、確認した上で打ち上げが可能になる。冷却中は近寄れないので今日の公開になった。打ち上げ3〜4時間後に会見を予定している。
(※天候などで延期した場合、ロケットは翌日の打上げが可能だが、延期の理由により日数がかかることもある)

以上です。


No.1750 :飛行中の写真 ●添付画像ファイル
投稿日 2014年5月26日(月)05時55分 投稿者 柴田孔明

飛行中のH-IIAロケット24号機


No.1749 :H-IIA F24 リフトオフ ●添付画像ファイル
投稿日 2014年5月26日(月)05時54分 投稿者 柴田孔明

リモートカメラで撮影。