宇宙作家クラブ
トップページ 活動報告ニュース掲示板 会員ニュース メンバーリスト 推薦図書

No.2096 :「しきさい」(GCOM-C)機体+Y面 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年9月17日(日)19時35分 投稿者 渡部韻

SGLI-IRSの後方に張り出しているのはスタートラッカー。軌道上の「しきさい」は+Z面(写真右側)を地球に向け、-Z面にやや斜めから太陽光を受けながら+X(写真上方)方向に進みますが、姿勢によってはスタートラッカーが太陽光に晒されるので、その後ろ(写真左上)にCFRPを骨組みにしたMLIのひさしが張り出しています。


No.2095 :「しきさい」(GCOM-C)機体+Z面 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年9月17日(日)19時34分 投稿者 渡部韻

グリーンのカバーがかけられた部分が可視・近赤外放射計部(SGLI-VNR)、その左が赤外走査放射計部(SGLI-IRS)です。青いホースは真空引きの為のもの。SGLI-IRSには熱赤外センサーの冷却用に住友重機械工業製のスターリング冷凍機が組み込まれています。


No.2094 :「しきさい」(GCOM-C)概要説明(その2) ●添付画像ファイル
投稿日 2017年9月17日(日)19時34分 投稿者 渡部韻

「しきさい」(GCOM-C)概要説明(その2)

◆質疑応答

読売新聞
従来の観測は可視光によるものだったので陸かエアロゾルかわからなかったのか

杢野
陸域ではこれまで可視光だったが偏光と近紫外を使うことで陸域かエアロゾルかわかるようになった

読売新聞
エアロゾル、特に黄砂などは日常生活と関係が深いが、今後気象庁等現業部門がデータ同化に使いたい、という話は既にあるのか

杢野
同化という意味でははっきり申し上げられないが、黄砂の予報などにデータを使っていただく、という形で現在お話をさせていただいている

朝日新聞
陸域とエアロゾルの区別とは、陸域の雲とエアロゾルの判別なのか

杢野
陸上は凸凹しているので乱反射する形になるが、これを偏光で見るとエアロゾルの見え方と区別できる

村上
雲とエアロゾルの区別も出来るが、主眼としては、明るい陸面の上に霞のようなエアロゾルを宇宙から見てもあまり見えない。偏光を使って背景を暗くすれば微量なエアロゾルを区別しやすくなる。

朝日新聞
シリーズとしては「いぶき」を含めたものになっているのか

杢野
地球観測衛星は「いぶき」「しずく」「しきさい」があるが、対になっているのは「しずく」(GCOM-W)と「しきさい」(GCOM-C)で、水循環に関わるものを「しずく」、??(聞き取れず)循環やエアロゾルといったものを「しきさい」で観測していく。

日本テレビ
配付資料に現業機関、気象庁への準リアルタイムのデータ配信と書かれているが、これは黄砂など日常的な事象・情報についてのデータ配信なのか、エアロゾルや雲といった情報も気象庁気候情報課などを念頭に配信するのか

杢野
黄砂予報などに使っていただこうと気象庁さんと今最終的なお話をさせていただいている。中・長期的な数値予報モデルなどにも使っていただけるよう調整中。

NHK
「しきさい」の観測データは地球システムモデルの同化などに使われていくと思うが、現在の気候予測(地球温暖化)の予測精度はまだまだ不十分なのか。これが「しきさい」を使うことでどう変わるのか。

杢野
現在気候モデルは沢山あり、モデル間のばらつきが2度近くある。これを改善する為には更なる観測とモデルの改善が必要。(気温上昇を)2度に抑えたいというパリ協定に対してモデル間の誤差が既に2度ある現状では予測にならないので誤差を小さくする必要がある。

「しきさい」ではエアロゾルの観測によって気候変動の予測変動を上げていきたいが、少しでも予測精度が上がるだけでも、温度上昇が急なモデルと緩やかなモデル、どちらを辿るのかの見極めのつく時期が早くなる。時期が早くなれば温暖化によって引き起こされる問題に対して早めに対処出来る。2度の誤差がゼロになれば一番だが、わずかな改善でも効果があると考えている。

産経新聞
ホームページにおいてセンサーの比較対象に「みどりII」があげられていたが、この「みどりII」との性能の新規性について教えていただきたい

杢野
「みどりII」にはGLIというセンサーが載っていた。「しきさい」では偏光での観測機器が載っていることと、分解能の向上、250mで見えるチャンネルが増えている。

産経新聞
性能がアップした後継機と呼んでも差し支えはないか

杢野
「みどりII」のGLI(Global Imager)に対して今回はSGLI(Second Generation Global Imager)と読んでいるので、後継機と呼んでも差し支えはない

産経新聞
同種の役割をもつ海外の衛星はあるのか

杢野
Centinel、Aquaといった同種の衛星があるが、250m分解能や偏光観測機能は「しきさい」にしか無い

産経新聞
開発費は

杢野
打上げ費用込みで322億円

時事通信
CO2の吸収・放出は昼と夜や季節で色々異なるが、資料で紹介されている植生の違い以外にどのような推定方法があるのか

村上
様々な推定方法があるが、光を吸収して光合成を行う植生の緑の量、光の量、環境として温度や水の情報などが必要になる。水の情報は「しきさい」だけでは得られないが、光に関しては大気の雲やエアロゾルを観測することで地表に光がどのぐらい届き、植物がどのくらい光を使うかを出せる。これらを組み合わせることによって植物がどれだけCO2を吸収するか求められる

呼吸の方はより難しい研究要素があり、一番効くのは恐らく温度だと思うが、温度に関しては熱赤外のセンサーを積んでいるのでこれを使って推定することになると思う。ただこれだけでは決まらないのでモデルの研究機関と連携して推定していく

時事通信
吸収・放出のモデル、というのもあるのか

村上
JAXA単独でやっているわけではないが、共同研究という形で作っていく

時事通信
JAXAはモデルに入れる前のデータを提供するのか

村上
プロダクトとして標準的に出すものとして計画にあるのは、モデルに入れる前の段階の植物の量や光の量など

杢野
エアロゾルなどのデータは最終的に地球の予測モデルに連れて行かなければならない。これをJAXAだけで出来る訳ではないので、外部の方々と連携しながら成果の最大化を図っていきたい。

(写真はGCOMプロジェクト プロジェクトマネージャー 村上様)


No.2093 :「しきさい」(GCOM-C)概要説明(その1) ●添付画像ファイル
投稿日 2017年9月17日(日)19時33分 投稿者 渡部韻

2017年9月14日、JAXA筑波宇宙センターで気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)の機体公開が行われました。(※一部敬称を省略させていただきます)

◆登壇者
JAXA第一宇宙技術部門 GCOMプロジェクト プロジェクトマネージャー 杢野正明
JAXA第一宇宙技術部門 地球観測研究センター 研究領域主幹 村上浩

◆概要説明
「しきさい」は太陽同期準回帰軌道を1日15周回し、1000-2000kmの刈幅と250mの高い分解能をもつSGLIおよびVNRの2種類のセンサで19チャンネルの波長帯を計測し、植生やエアロゾル、大気、雪氷など29個の観測プロダクトを生成します。

特にSGLI-IRSは直下および斜めから陸域を観測することで植生の高さまで観測することが可能になり、陸域の二酸化炭素吸収量の推定精度を向上させます。また、地表の凹凸による乱反射等の影響で観測の難しかった陸上エアロゾルを、偏光および近紫外観測によって精度良く観測することが可能になり、エアロゾルの放射強制力(ある要因が引き起こす放射エネルギーの収支と変化量)の推定精度を高め、気候変動予測における気候モデル間のばらつきを減らすことが期待されます。

また2日で全地球を観測出来ることから、黄砂の飛来や赤潮などの生活環境に関わる観測も可能です。

「しきさい」は2017年度に種子島から「つばめ」(SLATS)と共にH-IIAロケットで打ち上げられる予定です。

(写真はGCOMプロジェクト プロジェクトマネージャー 杢野様)


No.2092 :36号機 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月26日(土)01時22分 投稿者 柴田孔明

36号機の1段目をエンジン側から。
左は2段目の上部。


No.2091 :段間部のロゴ ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月26日(土)00時58分 投稿者 柴田孔明

今回の段間部のロゴは、みちびき2号機と3号機のときと同じです。


No.2090 :飛島工場のH-IIAロケット36号機。 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月26日(土)00時55分 投稿者 柴田孔明

公開されたH-IIAロケット36号機。


No.2089 :H-IIAロケット36号機のコア機体公開 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月26日(土)00時53分 投稿者 柴田孔明

 2017年8月25日午後より、三菱重工業株式会社 飛島工場でH-IIAロケット36号機のコア機体公開が行われました。
(※一部敬称を省略させていただきます)

・登壇者
三菱重工株式会社 執行役員フェロー 防衛・宇宙セグメント 技師長 H-IIA/H-IIBロケット打上執行責任者 二村 幸基
三菱重工株式会社 防衛・宇宙セグメント 宇宙事業部 H-IIA/H-IIBロケットプロジェクトマネージャ 徳永 建

・H-IIAロケット36号機の計画概要
 ・みちびき4号機(準天頂衛星)を所定の軌道に投入する。
  ※みちびき初号機は2010年9月11日H-IIA F18号機で打ち上げ。
  ※みちびき2号機は2017年6月1日H-IIA F34号機で打ち上げ。
  ※みちびき3号機は2017年8月19日H-IIA F35号機で打ち上げ。

 ・打ち上げ予定日時:調整中(10月頃を予定)

 ・基本コンフィギュレーション(36号機)
  ・H2A202型(※コア機体+固体ロケットブースタ(SRB-A)2本)
  ・直径4mシングル衛星フェアリング(4S型)
  ・全備重量(燃料含み、衛星を除く):約289トン

 ・参考:みちびき4号(QZS-4)について
  ・衛星質量:約4トン
  ・予定軌道:準天頂軌道
 
 ・特記事項
  ・三菱重工業株式会社の打ち上げ輸送サービスで27機目(H-IIA/H-IIBの両方で)。
  ・今年度打ち上げで3機目。(2017年度はH-IIAでは5機を予定)

・今後の予定
  ・飛島工場での機能試験を終了。
  ・2017年9月5日に飛島工場より出荷し、同年9月8日未明に射場に搬入予定。
  ※固体ロケットブースタ(SRB-A)は射場において燃料充填済。
   コア機体起立後にコア機体に結合予定。
  ※衛星フェアリングは、本日未明(午前3時頃)に射場へ搬入済み。
・H-IIA F36の飛行について
  ・みちびき4号機を所定の準天頂遷移軌道に投入する。
  ・衛星分離は打ち上げから28分24秒後の予定。
  ・飛行経路と主要シーケンスはH-IIAロケット34号機(みちびき2号機)と同じ。

・質疑応答
NVS・35号機のトラブル(ヘリウム漏洩)を受けて、36号機では何か特別に点検などを行ったか。
二村・36号機の機体はほぼ完成している。工場で特別な点検というよりは、射場(種子島)に持ち込んでからできるだけ早い時期に漏洩量を量るなどの点検をやろうと思っています。

NVS・工場では行わないのか。
二村・あくまでプロセスの上の問題があったかのチェックは行ったが、現物の確認は種子島に行ってからになります。

NVS・打ち上げ工程表によると去年と今年は5機ずつ打ち上げの過密なスケジュールだが、頻繁に打ち上げる場合のボトルネックなどはあるか。
二村・基本的に工程表に従って製造スケジュールをたて、いろいろな手配、射場設備のメンテナンスを含めてスケジュールを立てていきますので、現時点でネックになりそうなところは無いと思っています。強いて言えば、打ち上げた後に設備が想定以上に痛んでいた場合は影響があるかもしれないが、現段階では特に問題は無いと思っています。

以上です。


No.2088 :衛星分離時のプレスルーム ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月23日(水)00時44分 投稿者 柴田孔明

衛星分離で関係者が拍手。


No.2087 :打ち上げ時の写真 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月23日(水)00時43分 投稿者 柴田孔明

飛行中のH-IIAロケット35号機。


No.2086 :H-IIAロケット35号機打ち上げ経過記者会見 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月23日(水)00時39分 投稿者 柴田孔明

 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機は、2017年8月19日14時29分00秒に打ち上げられました。同日に、打ち上げ経過記者会見が行われています。
(※一部敬称を省略させていただきます)

・登壇者
内閣府特命担当大臣(宇宙政策担当) 松山 政司
文部科学大臣 林 芳正
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事長 奥村 直樹
三菱重工業株式会社 執行役員 宇宙・防衛セグメント長 阿部 直彦

・側面列席者
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 局長 田 修三
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官 滝澤 豪
国土交通省 航空局 局長 蝦名 邦晴
文部科学省 研究開発局 局長 田中 正朗

・打ち上げ結果報告(三菱重工・阿部)
 三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成29年8月19日14時29分00秒(JST)、「みちびき3号機」を搭載したH-IIAロケット35号機を打ち上げました。
 ロケットは計画通り飛行し、打ち上げ後約28分37秒に「みちびき3号機」を正常に分離した事を確認しました。
 ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、南東の風2.3m/s、気温32度Cでした。
 みちびき3号機が軌道上での初期機能確認を無事終了し、所期の目的を成功裏に完遂されることを心より願っております。
 本日の打ち上げ成功でH-IIAは通算35機中34機の成功、成功率は97.14%になりました。H-IIBと合わせると通算41機中40機の成功、成功率97.6%です。またH-IIA/B、35機連続の打ち上げ成功となりました。機体確認のため一週間延期しての打ち上げとなりましたが、無事衛星を所定の軌道に投入することが出来、大変安堵しています。このあとも短いインターバルで打ち上げが続きます。引き続き皆様に安定的な打ち上げを提供できるよう、さらに心を引き締め、細心の注意と最大限の努力を傾注して参ります。
 今回の打ち上げに際し、多くの方々にご協力ご支援を頂き、またご心配をおかけしました。あらためて関係者の皆様に心よりお礼を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

・打ち上げ結果報告(JAXA・奥村)
 ただいま三菱重工殿からH-IIA35号機による「みちびき3号機」の打ち上げ成功に係るご報告がございました。今回の打ち上げにあたりましてJAXAの役割でございます、打ち上げ安全管理業務も達成しましたことをここにご報告致します。
 今回の打ち上げにあたりましても、地元の皆様のご支援ご協力をはじめ、関係機関のご尽力の賜物でございます。この場をお借りして、これらご支援いただいた皆様方に厚く御礼申し上げたいと思っております。
 なお、この秋に予定されております、準天頂の残り1機の4号機の打ち上げに向けても、確実な業務を推進して参りたいと考えてございます。
 JAXAでは世界的な衛星測位技術の進展に対応すべく、測位衛星の基盤技術、あるいは内閣府殿より受託しております次世代の高性能衛星技術等の研究開発を通じて、測位分野の発展の貢献に努めてまいりたいと考えてございます。引き続きご理解ご支援を賜りたいと思います。

・会見者挨拶(松山大臣)
 さきほど三菱重工業ならびにJAXAの方からご報告ありましたように、準天頂衛星みちびき3号機、打ち上げが成功いたしました。私自身、先般8月12日にもこの種子島に来訪しまして、あらためて打ち上げの規模の大きさ、関係者のご苦労を目の当たりにしました。今日は日本が世界に誇るH-IIAロケットの打ち上げ成功をこの目で直接見ることができまして、あらためて日本の技術の高さを実感しているところであります。
 現在、衛星は所定の軌道に向けて順調に飛行しております。2010年に打ち上げた初号機、そして今年6月に打ち上げた2号機に続いて今回3号機の打ち上げ成功でございますが、準天頂衛星システムの4機体制に向けてのさらなる一歩を踏み出せたと思っております。
 今後も準天頂衛星システムによる各種の測位サービスを多くの方が円滑に利用できるよう、引き続き関係者と連携して進めてまいりたいと思います。
 今後、担当大臣として、宇宙開発利用の拡大に向けて、引き続き宇宙基本計画を推進してまいりたいと思っているところであります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

・会見者挨拶(林大臣)
 まずはこのH-IIAロケット35号機の打ち上げ成功を、本当に嬉しく思っております。打ち上げに際しまして、ご尽力ご支援いただきました関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げたいと思います。特にに先週も我々松山大臣共々まいりましたが、この事情がありまして中止延期となりましたが、立ち止まる勇気というものを現場の皆さんと含めまして見せていただいたということで、敬意を表したいと思っております。
 この準天頂衛星システムは、来年度から4機体制で運用になりまして、自動車の自動走行などの活用、いわゆるGPSの精度が上がるということで、我々一般の生活をしている皆さんにとっても利便性が感じていただけるのではないかと思っております。いま松山大臣からお話がありましたように、この3号機が順調に軌道に乗りまして運用が予定通り行われていきますことを心より期待しております。
 文科省としても基幹ロケットの更なる安全性信頼性に、しっかりと取り組んでいくと言う事と、ご案内のように次期の基幹ロケットでりますH3ロケットの開発にも着実に取り組んで参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

・質疑応答
NHK・みちびき3号機の打ち上げ成功と、4機体制に向けての意義。災害時での活用の意義。
松山・準天頂衛星システムは我が国が独自に整備を進めている衛星測位システム。今回の打ち上げによりまして画期的なのは、世界に先駆けてセンチメートル級の高精度な測位信号の配信、また防災用のメッセージ機能が開始できるということであります。さきほど林大臣がおっしゃったように自動車の自動走行、あるいは農業機械を無人で活用できる、24時間夜中でも活用できるくらい、数センチメートルで利用できる。あるいは災害時の安否状況の確認でありますとか、津波や地震といった災害情報も的確に発信することができる。危険な地域で建設分野の重機などを無人で運用できる。あらゆる正確性を期した、様々な国民生活に身近なところで利用できるという所で大変画期的な衛星だと思います。なんとか年内に4機体制にもっていきたいと、頑張っているところでございます。

共同通信・今回構築しようとしているシステムは、日本だけでなくアジア太平洋地域にも大きな恩恵をもたらすのではないかと思うが、日本やアジアの人の生活がどう変わるか、身近に感じられるような意義をご説明ください。
松山・私が把握しているのは、ASEANの地域でも十分に準天頂衛星は利用できると聞いております。幅広くアジア地域においてもシステムをご利用いただいて、我が国としても売り込んでゆくチャンスであります。現在、タイでも同じようなシステムが研究されていると聞いておりますので、多岐にわたって利用できるように、取り組んでいきたいと思っています。

読売新聞・打ち上げをご覧になった率直な感想をお聞きしたい。
松山・初めての経験でしたので、我が国の技術力の高さ。H-IIAロケットは4つの固体燃料で、物凄い迫力を感じました。あらためて宇宙の幅の広さ、今後の必要性を感じた。
林・おかげさまで種子島は二度目になりましたが、初めて発射の現場に立ち会って感激を覚えております。今まで映像では何度か見たことがあったのですが、実物を生で見たのは初めてで、発射の前は遠くに見えたロケットが、ぐーっと上がっていくところで、目の錯覚だと思いますが大きく見えた。それから音がライブで聞こえたというのが大きな印象でございました。少し遠くにあるので、見えている絵と音が少しずつずれているというのがライブで実感できたのが大変印象的でした。

南日本新聞・みちびきではなく、宇宙戦略全体で、H-IIAの強みを生かして今後H-3で今後日本が世界に打って出る流れになると思うが、米中などロケットの競争は激しさを増している。日本が今後世界に出て行くにあたっての戦略や、注視していく点は何か。
松山・測位関係の衛星は、アメリカ、ロシア、ヨーロッパで30機以上のロケットが打ち上げられている。我が国は3号機が打ち上げられたばかりです。そういった意味では7機体制ができることによって、アメリカのGPSを全く頼らずに我が国独自で測位衛星が運用できるということで、ずいぶんお金もかかる話でございますが、7機体制は必ず実現しなければということで今後も取り組んでまいりたい。(全体では)宇宙開発計画にのっとりまして、内閣府としても準天頂を含む全体の宇宙開発、利用拡大に向けて、宇宙基本計画をしっかり推進していきたいと思います。

日経新聞・前の質問を林大臣にお聞きしたい。
林・宇宙開発利用というのは、人類共通の知的資産の拡大や、産業の発展、安心安全で豊かな社会の実現といった大きな目的に貢献する大変重要な分野だと認識しています。それだからこそ、国民から大きな関心が寄せられていると考えております。今、松山大臣からもお話がありました、去年の4月1日に閣議決定しました宇宙基本計画というのが政府の方針でございますので、これも踏まえながら文科省としては2020年のH3初号機の打ち上げを目標としておりまして、自立的に宇宙活動を行う能力というものを、しっかり維持発展させていくための取り組みとして、しっかりやっていきたいということでございます。それからISS(国際宇宙ステーション)の活用や、月の着陸実証機の開発、こういった宇宙科学探査等の科学技術の振興をしてゆく。それから安全保障や環境観測に貢献する衛星の開発といったそういう分野、またそれに繋がる産業振興といった宇宙の利用拡大、こういうことに資する取り組みを推進していければと思っています。

ニッポン放送・今回のみちびき3号機は防災分野を主体としたものだが、今後みちびきを安全保障上の活用をどのように考えているか。
松山・宇宙基本計画では安全保障上での有効利用についても検討を行うことにしているが、防衛省及び自衛隊において具体的には全く決まっていないと承知しているところです。
林・今、松山大臣がおっしゃった通りでありまして、必ずしもみちびきをそういった事という趣旨ではなくて、全体の宇宙計画の中でそういうものを検討するということで申し上げたところでございます。

NVS・今回のみちびきが上がりますとセンチメートル単位で高精度な位置情報がとれて自動運転にも活用が期待されているが、一方でサービスエリアが日本とアジア地域と狭い。自動運転を開発した場合、輸出で弱いと思える。準天頂のシステムを世界標準で広めていくとか、その辺りのお考えを教えていただきたい。
松山・今は確かに自動車メーカーも衛星抜きでも自動走行ができる開発をされている。この準天頂衛星と組み合わせることでセンチメートルで位置が確認できる、組み合わせればかなりの安全性も見込める。これはビジネス上も大変大きいチャンスだと思う。技術的な詳細は理解していませんが、進めていく意義は非常に大きい。
田・準天頂衛星の測位信号を決して日本で閉じたものにしないように、日本とEUの間では同じような形で信号を使っていくことを検討していこうと合意をしております。メーカーの方におきましても、準天頂と同じような信号方式での処理をドイツメーカーも一緒に考えているというような共同作業も始まっております。

NHK・位置情報システムの衛星は中国も北斗を打ち上げていて、今後サービスを始めるにあたって、世界のライバルの衛星システムに比べてみちびきが勝る点、ライバルがいる中でどんなことをすると利用か広がっていくのか等、戦略上のお考えは。
松山・私から言えるのは、世界に先駆けて数センチという誤差の範囲で、この準天頂衛星システムは確立できる。
田・各国が測位衛星を上げています。日本の特徴はセンチメートルレベルの制御信号を、またJAXAの開発したMADOCAという方式を使えば電子基準点の少ない方式で出していくことができるという特徴をもっています。また競争という面もありますけども、マルチGNSSということで、最近の信号を受けるレシーバーの方はGPSも受ければ、みちびきもヨーロッパのガリレオも受けるとい形で、より精度を上げるために協調的に使っていこうというレシーバー側の動きもある。対立的な構図ではなく、日本のみちびきの信号を使って、より良い付加価値ができますよというユーザーをアジア地域に広げていければ、日本の衛星システムを広くいろんな所で使っていけるようにできると思います。
(※MADOCA:Multi-GNSS Advanced Demonstration tool for Orbit and Clock Analysis)
(※GNSS:Global Navigation Satellite System)

NHK・今回の35号機の打ち上げは2度の延期があったが、どのように受け止めているか。また、成功についてどのように考えているか。
阿部・確かに2度打ち上げを延期したが、1回目は天候での延期でひれは不可抗力でどうしようもなかった。2件目は、私どもとしては、「射点まて(不適合を)持ち込まない」と「打ち上げ当日まで不適合を持ち込まない」ということをずっとやってきました。更に実績的にも過去に殆ど事例がございません。その中で今回見つかった不適合を見て、やはりまだまだ我々がやることがあるのかなと、もっともっと真摯にいろんなものを受け止めていかなければならないと考えています。打ち上げまでは、今回の打ち上げが最優先でしたので、水平展開やなぜなぜ分析がまだ十分に出来ていないので、これからそういう事をやりながら、更に安定的に打ち上げを皆様に供給できるように努力していきたいと思っています。

・第二部登壇者
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官 準天頂衛星システム責任者 滝澤 豪
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 第一宇宙技術部門鹿児島宇宙センター長 打上安全管理責任者 藤田 猛
三菱重工株式会社 執行役員フェロー 防衛・宇宙セグメント 技師長 打上執行責任者 二村 幸基

・側面列席者
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 企画官 松本 暁洋
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官補佐 川津 泰彦
国土交通省 航空局 管制技術課 CNS企画室長 今村 純

・質疑応答
読売新聞・今回の打ち上げの評価をお願いした。また、衛星の分離高度は。
二村・一週間打ち上げを延ばすに至った不適合を元にして、打ち上げが一週間延期になってしまった点は、いろいろございますけども、まずは打ち上げて良いロケットを確実に打ち上げる事ができた点では、我々としては安堵しています。それから打ち上げ当日に不適合によって打ち上げを延ばす事に至ったのですけども、我々としてはやはり打ち上げを成功させるために、機体に疑義のある状態で打ち上げることはしないという面でいきますと、我々の一定のチェック機能が働いたと思っています。ただ、元々お約束した日に打ち上げる事ができなかったという点では、まだまだ我々に成すべき事があると感じております。
 分離高度でございますけども、ロケット側で捕捉している値でございますので、そういった意味でお取り扱い頂きたいと思いますが、分離高度として414キロとなってございます。

南日本新聞・再発防止で具体的な方法。
二村・まだ十分に不適合の原因になったものの分析、なぜその状態に至ったのかという分析を、もう少し詳細に分析したいと思っておりまして、今回ようやく打ち上げが終わりましたので、これからあらためて、できるだけ短期間で、このあたりをしっかり整理をして、我々としては仕組みとしてより良くしていく必要があると思っておりますので、その辺りのポイントを見つけて、フィードバックをかけていきたいと思っています。

南日本新聞・異物対策の強化は。
二村・いろいろございますが、まずは異物を発生させないことが最初にありまして、さらに異物が存在する環境で作業しないこともありますし、あるいは入ってしまう可能性がある場合については、いかに組み込みの段階で検出するかということ、多方面がございますので、そのあたりをしっかり分析をして、我々としてより確実に物を仕上げられる力にしていきたいと思っています。

南日本新聞・今回、残念ながらオンタイムがかなわなかったが、悔しさなどお気持ちはどうか。
二村・あらかじめ発表した打ち上げの予定日に打ち上げられなかったのは、私個人ではなく我々チームとして少し残念だった面はあったが、打ち上げていけない、あるいは打ち上げに対して疑義を生じているロケットを打ってしまうことが無かったと言うことでは、我々の仕組みを評価していますし、さらに良くしていく必要があると思っています。

南日本新聞・みちびき4号機は、今回延びたことでの影響は無いのか。
二村・打ち上げ日については至急調整させていただくことになると思います。

日刊工業新聞・衛星が分離されたが、今後のスケジュールはどうなるか。
松本・静止軌道に到達するのに10日程度かかります。そのあと衛星の初期性能のチェックを終えるのに打ち上げから約1.5ヶ月かけます。試験測位サービスを始めるのは打ち上げから3.5ヶ月を予定しています。

日経新聞・タイとの研究の話があったが、具体的にお聞きしたい。
滝澤・今回のみちびきのサービスは、国土地理院さんが整備している電子基準点とリンクしてCLASというサービスを提供することになっています。国土地理院さんはミャンマー、タイにとどまらずいろんな国と電子基準点の整備の話を進められていまして、タイは重点国の1カ国なので恐らく松山大臣は言及されたのだと思います。そういった電子基準点のサービスがありますと、日本で提供されているCLASのようなサービスの提供も可能になるので、それを念頭にご発言されたのだと思います。またMADOCAというJAXAの方で開発しているシステムは電子基準点が必要ないので、そちらについてもみちびきがカバーしております、ASEAN、オセアニアを中心に民間企業の皆さんが頑張って進出されることに我々がお手伝いできるのではないかと思っています。
(※CLAS:Centimeter Level Augmentation Service:センチメータ級測位補強サービス)

日経新聞・アジアとオセアニアで国によってMADOCAとCLASを棲み分けるのか。
滝澤・たぶんまだそこまで行っていない。MADOCAはまだ研究開発段階と思いますし、CLASの方は三菱電機さんを中心に国内でかなり具体的な話が進んでいるが、それをどのように海外に展開するかはこれから。まだ4機体制の確立がされていないので、これから皆さんが検討されるのではないかと思います。

ニッポン放送・延期原因の異物混入について、0.5ミリくらいの粒子がひとつ混入したことでヘリウムタンクの機密度が落ちたというのが原因と伺い、我々から見るとロケット打ち上げは厳しいものだと感じたが、原因が判明した時どのように受け止めたか。
二村・原因を発見できたことは、技術的には良かったというと語弊があるが、明確になったということは我々は安堵したところでございます。実際いろんなところでシールといったものを使っておりますけども、そこに対してこういった異物が噛みこむことは昔から経験しておりまして、そういった事に対してはかなり徹底した手を打ってきたつもりではあったのですが、今回のような異物が入ったときに、今回のようなタイミングでしか発見できないということは、引き続き物作りに対して成すべき事があるとあらためて感じておりますので、そのあたりを徹底していきたいと思っております。

NVS・今回は打ち上げウインドウが長く、分離が400キロ高度が高い理由を教えていただきたい。また衛星の状況はどうなっているか。
松本・ロンチウインドウが広かった点ですが、今回の3号機は静止衛星なので一般的によくある衛星ですが、2号機4号機は準天頂軌道の衛星でして、年間を通じて打ち上げの機会をつくるのが非常に難しい。本来は衛星のマージンでロンチウインドウを決める訳ですが、そのマージンを少しずつ削って2号機4号機の打ち上げのウインドウを確保しています。結果としてその考え方を同じように3号機に適用したところ、ロンチウインドウが広くなった。高度はロケット側の打ち上げ能力の余裕を、高度を上げるところで使っていただいた。衛星が自前で高度を上げるのは大変なので、ロケット側にお手伝いいただいた。
 衛星は太陽電池が開いて電力が確保できた。今の時点で極めて順調に運用中。

朝日新聞・さきほどの質問で高精度の範囲で、準天頂システムの信号を閉じた物にしないという話があったが、連携の話はどの程度進んでいるのか。
滝澤・日EU間の協定で今年の春にサインをしたばかりで、議論が始まったばかり。特定の国で閉じたものでグローバル展開できないものを作るのも本意ではないので、日本独自の測位システムを作るということと、実際にサービスを構築する皆様方の事を考えると、ガリレオのようなEUの衛星と共通化し、受信機の開発をしっかりすることも重要。

朝日新聞・CLASかMADOCAなのかは決まっていないのか。
滝澤・具体的な話は承知していない。

NHK・異物混入の経緯。
二村・まだ詳細に分析をしていかないといけないと思っている。通常、ヘリウムタンクはオープンな作業エリアが広いところで取り付けを行ってプラグを閉めることをやっている。それをエンジン部という所に実装する。今回、ヘリウムタンクの入着が遅れたことで、エンジン部とタンクが結合した状態が先に出来てしまった。その後、タンクのドームとエンジン部の非常に狭歪な場所になってしまって、そこで作業する必要がどうしても生じたということで、通常のやり方・ポジション・体がこすれるといった事も含めて非常に違う環境で仕事をしたということ、もちろんシールを取り付ける場合において基本的な動作としてゴミが無いとか、当然気を配りながらしっかりやる訳ですが、残念ながら角度的に見にくいところがあったかもしれないと思っていますので、この辺りをしっかり分析していきたいと思っています。

NHK・ヘリウムタンクが遅れた理由はどうしてか。
二村・非常に歩留まりが悪い。なかなかちゃんとしたものが出来にくい。一言で難しい。そこそこ数がいるが、打ち上げが頻繁に続いていて遅れている。

NHK・改善策でこういったことは出来るような事で具体的なものはあるか。
二村・もう少し分析をさせていただかないと正しいか判りませんので、断定的なことは申し上げられない。今回のシールを上から下に取り付ける場合に、裏面側がどうしても見にくい。そういった所をいかに見続けて装着できるようにするとか改善点はある。しかしもう少し分析させていただかないと、本当の所は見えてこない。

南日本放送・今回の不適合と打ち上げの延期を開発中のH3にどう生かすべきか。
二村・難しい質問でございますが、H3に関してはH-IIAまでで培った物の作り方で伝承すべきものは伝承していきますけども、改善すべきところは工法として改善してゆく。特に今回のシールでは非常に難しい形をしているという事もございますので、その辺りは形の改善等を図れるかもしれません。あくまでそうは言ってもロケットの場合は、いかに軽く作って、打ち上げ能力をどこまで上げるかという事がひとつのポイントですので、頑丈に作って壊れないようにするなどやり方はいろいろあるが、ロケット屋の場合は1グラムでも軽く作りたいというのがまず根本にございますので、そういった形での対策は取り得ない可能性も十分にあるので、工夫していかなければならない。打ち上げビジネスに関しては、あくまでお客様の衛星を、希望される時期に、必要な軌道に投入するのがあくまで我々のビジネスでございますので、間違っても衛星を失うような、いわゆる失敗に繋がらないようなロケットを仕上げるという意味では、今やっていることと全く同じだと思っておりますので、その辺りの技術の伝承をしっかりやっていきたいと思っています。

鹿児島読売テレビ・今後の抱負をお聞きしたい。
二村・衛星という大事な物を運ばせていただいている仕事をやっている関係上、ロケットが何らかの問題を起こすことで衛星にダメージを与えたり、それを失ってしまうようなことは絶対にあってはならないと思っていますので、今後打ち上げが続いてまいりますけども、今回のことも教訓にしながら、更に打ち上げに対して精度良く、かつ信頼性のあるものを提供していくということは、今までと特に変わらないと思っています。

南日本新聞・不適合の改善をこれから打っていくとのことだが、今年度はタイトなスケジュールで打ち上げが続く。解決策に迅速な対応が求められると思うが。
二村・次に控えている機体、これに関して今回のような事が発生しないように徹底的にやる必要があると思っています。その後に続いていく機体については、必要があれば微細な設計の変更も視野に入れながら、より作りやすいもの、そういったものが混入しにくい環境というものを作り込んでいく、あるいは整えていくことになろうかと思います。当面、次に使う機体に関しては、こういったポテンシャルがありそうな所をもういちど全面的に洗い直して、機体の仕上げにフィードバックをかけることをやっていきたいと思います。

南日本新聞・要因として作業スペースとあったが、作業者側の要因はあったのか。
二村・まだ明確に申し上げることはできないが、私個人としては作業者個人に対してそれを担わせるつもりは全くございません。もちろん作業者のスキルはあるかもしれませんが、個人に被せることで、いいものを作るという仕組みからずれた所で対策を打つことになりますから、人的要素はあったかもしれないけども、そこに今回の原因を押しつけることなく、仕組みとして誰が作っても確実な物が出来上がるようにしていかなければならないと思っております。

共同通信・過去に地上系に遅れがあるという報道があったが、今も遅れはあるか。また2018年度のどのあたりで運用が始められるか。
滝澤・地上系についてはご指摘の通りご心配をおかけしたが、沖縄も含めてきちんと体制が整っていると聞いているので心配は無い。サービスの開始は4号機の打ち上げが終わってから。4機揃わないとシステムが完成しないので、そのあとまた改めて話をさせていただければと思います

日経新聞・CLASの検討はいつ頃まで目処をつけるのか。
滝澤・来年度4機打ち上がってできるだけ早くサービスインをしたい。

日経新聞・オーストラリアで農機の無人走行の実証実験をされているが、これはMADOCAを使うのか。またMADOCA関係の案件があれば教えていただきたい。
滝澤・CLASは国内でしかサービスができない。この時点でMADOCAのサービスインの時期は、まだ確たる事はお答えできない。

NHK・2度の延期の損失はどれくらいか。
二村・使った費用はもちろん増えている。具体的には申し上げられない。

NHK・シールはH3でも使うのか。
二村・もちろんガス系を使う場合は避けて通れない面もあり、H3でも使ってまいります。ただ、どういったシールを使うかは別の話でございます。

以上です。


No.2085 :H-IIAロケット35号機打ち上げ ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月19日(土)19時35分 投稿者 柴田孔明

H-IIAロケット35号機は2017年8月19日14時29分00秒(JST)に打ち上げられました。


No.2084 :X-60分
投稿日 2017年8月19日(土)13時30分 投稿者 柴田孔明

H-IIAロケット35号機、「第3回Go/NoGo判断会議」の結果、Go(最終(X-60分)作業開始可)と判断されました。

No.2083 :機体移動 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月19日(土)01時33分 投稿者 柴田孔明

2017年8月19日0時32分よりH-IIAロケット35号機の機体移動が行われました。


No.2082 :登壇者 ●添付画像ファイル
投稿日 2017年8月18日(金)17時00分 投稿者 柴田孔明

ブリーフィングの登壇者