宇宙作家クラブ
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No.1527 :新しい打ち上げ日
投稿日 2011年12月10日(土)11時41分 投稿者 柴田孔明

延期していたH-IIAロケット20号機ですが「平成23年12月12日(月)、打上げ時間帯10時21分〜10時35分(日本標準時)」に打ち上げると発表されました。

No.1526 :H-IIAロケット20号機の打ち上げ延期に係るブリーフィング ●添付画像ファイル
投稿日 2011年12月9日(金)14時13分 投稿者 柴田孔明

2011年12月9日 14時〜 打ち上げ延期に係るブリーフィング

 14時から打ち上げ延期のブリーフィングが行われました。
 (※敬称を略させていただきます)

登壇者 左から
三菱重工業株式会社 MILSETグループ長 並河 達夫
宇宙航空研究開発機構 射場技術開発室長 川上 道生

配付資料より 並河
三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターからの情報収集衛星レーダ3号機/H−IIAロケット20号機(H−IIA・F20)の打上げを平成23年12月11日(日)に予定しておりましたが、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されることから、打上げを12月12日(月)以降に延期いたします。
http://www.jaxa.jp/press/2011/12/20111209_h2af20_j.html

質疑応答

読売新聞・今回、打ち上げ天候制約(氷結層を含む雲)のどれに該当したか。それはどの程度の雲が予想されているのか。
並河・今回は(4)「ノミナル飛行経路が以下を通過する場合には発射を行わないこと」の項目(b)「氷結層を含み、鉛直の厚さが1.8km以上の雲」に抵触しそうだとの判断をした。
現在の予報では厚さ約2キロの雲が予想されている。

鹿児島テレビ・週間天気予報では12日以降の打ち上げは難しいようだが、12日となるのか。
並河・12日以降という中で最速の日程にしたいが、明日の天候判断次第である。

毎日新聞・明日の午前中が判断のタイミングになるのか、それとも今夜にも判断はあるのか。
並河・明日の午前中に、あらためて判断することになる。

読売新聞・氷結層は雷が落ちやすいという事か。
並河・もともと電荷が分離しているところをロケットが飛翔することで雷が誘導される。

NHK・明日の判断によるが12日打ち上げの場合、次のプレスブリーフィングはいつになるか。
並河・今日の予定(Y−1)が明日繰り返される事になる予定。ただし打ち上げの判断によって変更はある。

読売新聞・明日のいつ頃に発表されるか。
並河・はっきりは言えないが、なるべく早く伝えたい。
 (※注:本日の延期発表は13時頃だが、打ち上げ可否の判断は午前中だった様子)

産経新聞・これまでに20号機に不具合などはあったか。前号機を受けて省略したことなどはあるか。
並河・前回19号機の問題に係る水平展開によりCDR機器(指令破壊受信機)の点検作業があった。また工場内で発見されたワイヤーハーネスに関する点検が行われ、健全であることを確認した。(※コネクタ内に切れ端が紛れ込んだ問題)
前号機と同様に機能を点検している。

以上です。


No.1525 :H-IIAロケット20号機打ち上げ延期
投稿日 2011年12月9日(金)12時07分 投稿者 柴田孔明

H-IIAロケット20号機による情報収集衛星レーダー3号機打ち上げ取材のため、種子島宇宙センターに入っています。
さきほど12月11日の打ち上げが、規定以上の氷結層が予想されるため延期になったとの発表がありました。新たな打ち上げ日は未定ですが、発表があり次第お伝えします。

No.1524 :打ち上げ時の竹崎観望台 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月24日(土)03時41分 投稿者 柴田孔明

竹崎観望台からの打ち上げ風景。今回は報道関係者も少なめでした。

今回の主な取材は以上となります。


No.1523 :19号機の飛行 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月24日(土)03時38分 投稿者 柴田孔明

飛行中の様子です。打ち上げは成功し、衛星も所定の軌道に乗ったことが確認されています。


No.1522 :打ち上げの様子 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月24日(土)03時36分 投稿者 柴田孔明

別のカメラで撮影。右側にあったPST施設が解体され、今回の打ち上げから無くなっています。


No.1521 :技術関係ブリーフィング ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月24日(土)03時33分 投稿者 柴田孔明

打ち上げ経過記者会見の後に行われた技術関係ブリーフィング
(※実質的に記者会見第二部に相当)

内閣衛星情報センター 大島調査官
文部科学省 佐伯課長
内閣衛星情報センター 徳増主任
宇宙航空研究開発機構 川上射場技術開発室長
三菱重工業株式会社 並河グループ長

(※いつもの記者会見第二部とは違い、ブリーフィングという形式がとられましたが、登壇者が前に立って並んで質問に答えるという、今までにない変わった内容です。また、何らかの理由で時間が無かったためか、短期間で打ち切られる感じでした。報道陣からは、座って時間を気にせずに答えてほしいとの注文も出ています)

・質疑応答

・朝日新聞 衛星の分離アナウンスは23分後くらいだが、実際の時間はどうか。情報収集衛星にこれまで投じられた総額はいくらか。

・大島調査官 分離の正確な時間は確認中である。宇宙物体登録条約に基づく軌道情報等の登録で公表とする。総予算は衛星の開発、打ち上げ経費、センターの設立の整備費用等で約8千億円。

・共同通信 予定通りの軌道に入ったのか。今回の衛星の運用開始はいつか。
・大島調査官 予定通りの軌道に入った。現在衛星の状態を確認中。パドル展開までは確認した。特に不具合は出ていない。運用は数ヶ月の初期確認の後になる。

・NHK 今回の東日本大震災で活用したということだが、他の災害ではどうか。今回の大震災が初めてなのか。
・大島調査官 一般論では災害に使っていると言ってきたが、今回の東日本大震災については分析して関係省庁に提供した事について説明した。

・不明 4号機の開発費用はどのくらいか。
・大島調査官 一部に誤って伝えた所があったが、正しくは開発費用の予算額が347億円である。打ち上げ経費の予算は104億円を計上している。

・鹿児島放送 台風12号の災害に対する活用はあったのか。今回の衛星は光学3号機より機能が上がってているのか。
・大島調査官 台風12号の災害についても、東日本大震災同様に使っている。また、内閣情報調査室でも、被害の状況を地図にプロットして関係省庁に提供している。
・衛星の機能については安全保障の観点から具体的な能力の公表は差し控えさせていただく。なお、分解能は4号機は3号機と同等であるが、撮像の能力は上がっている。開発時、分解能は当時の商用衛星のそれを指標とした。

・産経新聞 今回の延期分を含めた打ち上げのトータル費用はいくらか。
・並河グループ長 競争力確保のため、この場ではお答えできない。
・産経新聞 今までも出していないのか。
・並河グループ長 こちらからは出していない。

・南日本新聞 今回で成功率が94.7%で目標に達しつつある。今年度は韓国の衛星もあるが、今後の受注に向けて、今回の成功の価値はどうか。また、通年打ち上げが可能になっている。今年度は最大で残り3機で、年間打ち上げ回数では最大となるが、受注への影響はどうか。
・並河グループ長 成功を積み重ねることで信頼性が高まり、大きな価値があった。ただし打ち上げ機数がまだ少ないため、万一失敗すると数値が一気に下がる。確実に上げて信頼性を上げ、受注に結びつけたい。年間打ち上げ機数が増える事で知名度も上がり、成功する事で新たな顧客の獲得につなげられる。

・不明 衛星の性能が向上した内容は何か。
・大島調査官 質(分解能)と量の向上のうち、量の向上にあたる撮像の俊敏性(アジリティ)が向上している。これによりいろいろな場所を幅広く撮れるようになっている。一回のパスでより多く撮れる。

・不明 台風12号や大震災で使用したが、その実績が説明されるようになった経緯は何か。
・大島調査官 情報収集衛星は安全保障の他に大規模災害に対しても役割がある。安全保障に支障の無い範囲で行ったことを説明していった。東日本大震災後の国会における質疑の関係から報告を行った。

・読売新聞 高性能な光学3、4号に対して、最初の1、2号はどうするのか。壊れたALOSの代用には使わないのか。
・大島調査官 光学1、2号は既に設計寿命の5年を越えているが幸いにも運用はできている。できるだけ運用していきたい。ALOSの代用という議論はしていない。

以上です。


No.1520 :打ち上げ経過記者会見 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月24日(土)03時30分 投稿者 柴田孔明

H2Aロケット19号機、情報収集衛星光学4号機打ち上げ経過記者会見
2011年9月23日15時8分頃より
(※内容を簡略化させていただきます。また敬称を一部略させていただきました)

登壇者 紹介順
内閣官房 官房副長官 竹歳 誠
文部科学省 文部科学大臣 中川 正春
宇宙航空研究開発機構 理事長 立川 敬二
三菱重工業株式会社 宇宙事業部長 淺田 正一郎

・打ち上げ経過の報告(資料読み上げ)
・淺田 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、平成23年9月23日13時36分(日本標準時)に、種子島宇宙センターから情報収集衛星光学4号機を搭載したH-IIAロケット19号機を打ち上げました。ロケットは正常に飛行し、情報収集衛星光学4号機を分離した事を確認しました。
 今回のH-IIA・F19打ち上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
 なお、ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北東の風(5.7m/s)、気温24.5度でした。
 今回は機器の不適合等で何度も打ち上げを延期し、大変ご迷惑をおかけしました。無事に打ち上げが行われほっとしています。

・竹歳官房副長官
(内閣総理大臣のコメント読み上げ)
 「本日、種子島宇宙センターから、H-IIAロケット19号機が打ち上げられ、搭載していた情報収集衛星光学4号機を所定の軌道に投入できたことを、喜ばしく思います」

 今回の打ち上げ成功により、我が国の情報収集能力をより一層強化できるものと考えています。今後、情報収集衛星の4基体勢の早期確立に向け、着実に取り組んでいきたい。
 引き続き政府としては、情報収集衛星の運用を通じて、我が国の平和と安全の確保に必要な情報収集能力の強化に鋭意取り組んで参ります。

 「今後、衛星の所要の機能・性能の確認作業を行い、政府として本衛星の運用をもって我が国の安全の確保に必要な情報収集能力を強化してまいります」
 (※「」内は配付資料に記載があった部分)


・中川文部科学大臣
 「本日、H-IIAロケット19号機が打ち上げられ、搭載していた情報収集衛星光学4号機が所定の軌道に投入されたことを確認いたしました。今後、衛星の運用が順調に行われ、情報収集における所期の目的が達成されることを期待しています。
 今回、H-IIAロケットが13機連続での打ち上げ成功を達成したことは、我が国の基幹ロケットが世界最高水準の信頼性の確立に向けて、確かな歩みを進めていることの証しです。
 今後、我が国の基幹ロケットが、国民生活の向上や国際貢献、人類の夢の実現などに向けた宇宙開発利用を支え、国際市場で活躍していくことを期待して、私としても、それらの実現に向けた環境整備等を図ってまいります」
 (※以上は配付資料より。会見では読み上げは省略していました)

こうして打ち上げ現場に来て、迫力と宇宙の彼方に力強く飛び立つロケットを目の当たりにして、あらためて深く感動した。これからも科学技術と宇宙開発を国の基本・土台として取り組み発展させていく。
 今回の成功でH-IIシリーズの信頼性を増してゆくことで、民間を含めて海外の衛星の打ち上げや受注・共同事業への足がかりとなり、心から喜んでいる。更に、JAXAや三菱重工業、パートナー企業の皆様、地域地元の皆様などに感謝を示したい。

・宇宙航空研究開発機構 立川理事
 今回の私共の役割は安全管理の役割だったが、ロケット破壊用の機器の不具合で延期したが対策が十分打てたため打ち上げに臨んだ。飛行経路の空域・海域に異常物体は発見されず、ロケットの飛行も極めて順調であり無事に成功した。

・質疑応答

・NHK 情報収集衛星は導入時に安全保障の他に大規模災害への対応が謳われていたが、今回の東日本大震災などでの具体的な活用はどうなっていたか。
・大震災のときはアメリカの商業衛星の細かい画像が国民に目に見えていて、情報収集衛星のものは見えていないが、もっと判るように出来ないのか。
・大震災時の対応について、自治体からの評価はどのようなものだったか。
・竹歳官房副長官 東日本大震災の発生直後から内閣衛星情報センターにおいて速やかに撮像を行い、必要な判読・分析を行った上で官邸・関係省庁などに提供している。内閣情報調査室では危機管理対応のため画像情報などの必要な情報から、被災状況推定地図として関係省庁などに配付している。こうした情報は現地で有効に活用されている。
・情報収集衛星はもともと安全保障を兼ねているので、商業衛星と同一にはできない。判読分析した後に提供している。
・直接には役に立ったという声は聞いていないが、浸水状況の確認などには役に立っていた。

・読売新聞 宇宙開発戦略本部の専門調査会で、宇宙関係は内閣府に一任するという話もあるが、文部科学省として今後どう対応するのか。宇宙庁についてはどう思うか。
・中川大臣 この事業は企画立案の戦略性が必要なところと、その戦略に従って実施をしていく部分があり、その機能をそれぞれ強めていく必要がある。そういった意味で宇宙関係が各省庁に分散しているものをまとめるのは正しい方向だ。
 それだけでなく、科学技術の戦略をどうしていくか。宇宙だけが一人歩きしているだけでなく、科学技術戦略をトータルで議論していく必要があると理解している。
 その上で有人になるのか(無人)衛星探査になるのか、また具体的な技術力をどう増していくのかを整理していく議論が必要。「これがいちばん」という関係者の議論があるが、それをまとめて整合性をとっていく。
・宇宙庁というものは、企画立案と実行の全てを統一していくイメージなので、そういうことではないのではないかと思っている。議論が必要。

・共同通信 震災時に海外の高価な衛星画像を買ったことについて、情報収集衛星があるのに無駄ではないか。
・竹歳官房副長官 情報収集衛はどこで何を撮っているかを言えないため、震災という状況の中で、可能な物は買って提供した。無駄という事には繋がらない。

・毎日新聞 延期期間が長かったが成功した。これからの商業打ち上げ受注の展望はどうか。
・淺田宇宙事業部長 今年度に韓国の衛星が上がる。それ以外は残念ながら無い。円高で価格的に競争ができていないが、手をこまねいている訳ではない。衛星やロケット単独の受注は不利なので、ロケット打ち上げや衛星調達、運用・地上局などを含めたパッケージで新興国などに売っていきたい。


No.1519 :H2Aロケット19号機打ち上げ ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月23日(金)14時39分 投稿者 柴田孔明

2011年9月23日13時36分、H2Aロケット19号機が打ち上げられました。


No.1518 :打ち上げ日の朝 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月23日(金)07時02分 投稿者 柴田孔明

 打ち上げを待つH2Aロケット19号機。上里地区から撮影。朝5時には燃料と酸化剤の充填が100%に達しています。天候は晴れですが、少し雲も多い状態です。朝6時の段階で上里地区や長谷公園で見かけた一般見学者は2名でした。


No.1517 :射点移動 ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月22日(木)22時09分 投稿者 柴田孔明

 9月22日21時30分からH2Aロケット19号機の射点移動が行われました。VABから出たH2Aロケットは第一射点に約20分かけて移動しています。このあと気象判断を経て、問題がなければ燃料と酸化剤の充填が行われる予定です。
 なお、これまでの例より少し早い時間に射点移動が開始されました。理由は不明ですが、移動後から打ち上げまで余裕があるため、取材する側としても楽です。


No.1516 :新たな打ち上げ日
投稿日 2011年9月20日(火)19時45分 投稿者 柴田孔明

悪天候で延期されていたH2Aロケット19号機の打ち上げ日が決定しました。

打ち上げ日:平成23年9月23日
打上げ時間帯:13時36分〜13時49分(JST)
天候によっては再度延期の可能性もあります。

なお、今回はYマイナス1プレスブリーフィングは行わない予定とのことです。

No.1515 :打ち上げ延期に係るブリーフィング ●添付画像ファイル
投稿日 2011年9月17日(土)15時11分 投稿者 柴田孔明

2011年9月17日 14時〜14時30分 打ち上げ延期に係るブリーフィング
(※敬称を略させていただきます)

登壇者 左から
三菱重工業株式会社 MILSETグループ長 並河 達夫
宇宙航空研究開発機構 射場技術開発室長 川上 道生

・配付資料より
並河 情報収集衛星光学4号機/H2Aロケット19号機打ち上げを9月18日に予定していたが、天候の回復が見込めないことから延期した。新たな打ち上げ日は決定次第お知らせする。

 台風15号が沖縄の東海上に停滞している。種子島は強風域を一時抜けているが、台風の外側を回る湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定で断続的に種子島に雨雲が流れ込んでいる。今夜は強い雨や風、雷に注意が必要である。明日は若干回復するが、雨と強い風(10m以上)の影響が考えられる。このため打ち上げ延期を判断した。
現在の週間予報では、22日まで不安定な天候が予想される。

・質疑応答

・読売新聞
明日18日の打ち上げは延期だが、今後の見込みはどうか。
9月22日までは天候的に厳しいという認識で良いか。

並河 台風が停滞しており、急に動いたとしても9月19日までは抜けない。20日以降は気象状況次第となる。

・産経新聞
今回の延期判断に最も影響したものは何か。

並河 今回の台風は風がどう吹くか安定しないことと、動きが読めないことがある。地上風と高層風を総合的に判断すると厳しい。

・読売新聞
19日の打ち上げが無いという判断材料は何か。
関係者の士気はどうか。

並河 台風が停滞気味で、19日までに抜ける見込みが無い。台風の予測が難しく、動きが速くなる可能性もある。機体のモニタを続けることと、台風が接近した場合の後天対策も行っていく。

南日本新聞
判断の会議はどういったものか。

並河 打ち上げに関わるJAXA(安全管理業務)/MHI(執行業務)で、判断結果を持ち寄って決めている。天候判断の時期は、新たな情報が入った時点で随時行っている。

・鹿児島テレビ
新たな打ち上げ日の発表はいつを目標にしているか。

並河 随時天候状況を確認し、回復の見極めができたら準備に入る。現時点でいつ行うという発表は難しい。

・MBC
打ち上げ期間の9月26日をはみ出た場合はどうなるか。

並河 天候が良ければ打てるので、最大限与えられた範囲で機会を設けていきたい。

・南日本新聞
天候が難しいが、今後の目処はどうなっているか。

並河 関係する機関の方と調整していく。

・産経新聞
現在の予報では9月22日までは無理だという理解で良いか。

並河 今の予報ではそうだが、台風の動きにより回復が早まる可能性もある。注意深く見守っていく。

・NHK
23日より前で回復すれば打ち上げがあるのか
(報道側の)準備もあるので、状況をなるべく早く伝えてほしい。

並河 回復すれば最速の日程で上げることもあり得る。
プレスリリースについては、なるべく要望に沿えるようにしていきたい。

以上です。


No.1514 :打ち上げ延期
投稿日 2011年9月17日(土)13時23分 投稿者 柴田孔明

9月18日に予定されていたH-IIAロケット19号機の打ち上げは、天候の回復が見込めないことから延期になりました。新たな打ち上げ日は未定です。

No.1513 :打ち上げ日決定
投稿日 2011年9月16日(金)16時33分 投稿者 柴田孔明

悪天候で延期されていたH-IIAロケット19号機(情報収集衛星光学4号機)の打ち上げが、9月18日13時36分〜13時49分に決定しました。