第51回宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会後のフォローアップブリーフィング

 2023年9月25日の宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第51回)の後に行われた報道向けフォローアップブリーフィングです。
 資料については文部科学省が公開しているものを参照してください。
 尚、議題は「H3ロケット試験機1号機打上げ失敗原因調査状況」でしたが、イプシロンSロケットの2段モーター燃焼試験中に起きた爆発事故に関する報告も口頭のみですがありました。これについては資料が無いため記載します。
 (※一部敬称を省略させていただきます。また回線等の関係で一部聞き取れない部分があり、省略させていただきました)

・イプシロンSロケット2段モーター燃焼試験の爆発事故のその後について
 前回の報告以降、試験データあるいは製造検査データの確認、それから回収した実際のモータの破片、そういった調査分析を鋭意進めています。その結果ですけども、今回の爆発の起点となった場所をモータの後方側のドーム部分、胴体ではなく丸まった後方ドームの部分と今特定するところまで来ています。前回少しお示ししましたが、要因として推進薬の燃焼異常かインシュレーションの断熱不良の2つをお示ししましたが、これらについてシナリオとして、こういう形であれば再現できそうだというところを今2つに絞り込んでいるところでございます。このシナリオを更に特定していくために追加の解析、あるいは試験による検証を行って絞り込んでいきたいと考えているところです。報告出来るようになりましたら報告をさせていただきたいと思います。
 尚、前回参考で提示しましたH3のSRB-3への水平展開、この評価も原因調査と並行して行っております。こちらの方はH3のリターン・トゥ・フライトにも関わってくると考えておりますので、こちらの方は次回の小委員会の方で評価結果を示したいと考えています。

・質疑応答
朝日新聞・今回、対策の方向性や信頼性向上の取り組みがまとめて出ましたが、次回報告書をまとめるという話があったと思うが、次回に報告書をまとめて、H3の有識者の会合としては一区切り、終わりという方向の予定なのか。
竹上・調査安全小委員会自体は常に宇宙開発利用部会の下に置いておりますけども、イプシロンの時もそうでしたが、報告書が取りまとまった時点でH3のための会合のシリーズは終了。当然、必要な確認や検証が必要になれば都度小委員会を開催することはあると思いますけども、シリーズとしては報告書がひとつの区切りになると思います。

朝日新聞・H3ロケット2号機の打上げの目処。早期打上げを目指されていると思うが、年度内といった目処は今回対策ま方向性とかいろいろまとまってきた状況で見えてきた部分はあるのか。
佐藤・引き続き早期の再開に向けて進めていきたいと思っています。前回、直接要因の対策案を立てまして、それに関する設計を進めています。また本日紹介した背後要因からの点検あるいは信頼性向上の取り組み、こういった事を進めて対策反映を行っていくというところにございますので、それらを踏まえてスケジュールを設定していく事になるかと思っています。また別途案内しておりますけども、1段のLE-9エンジンにつきましても、1号機で使ったタイプ1の若干の改良型であるタイプ1Aというものに関しまして、先日までに3回の認定試験を終えて、その詳細データの確認をしているという状況でございます。こういったその他の部分も含めた形を総合的に判断して今後のスケジュール調整をさせていただきたいと考えています。

共同通信・2号機について、今回示した信頼性向上のための取り組みを反映していくということで良いか。
佐藤・はい、それも反映していく予定にしています。

共同通信・今回の信頼性向上のための取り組みは、数ヶ月で終わるようなものなのか、もう少し長いスパンがかかるものなのか。
佐藤・なるべく短期で出来るように、委員会でも議論がありましたが、例えばテレメータの拡充についても、全く新しい周波数をとって増設していくのは非常に難しいので、小改修でできる範囲でというのを今考えていますので、それほど時間をかけずに対策反映まで行きたいと考えております。

フリーランス秋山・資料19ページにありますように、「ロケット開発への対策を講じる」というところで、例として製造のしにくさによってこれまで不具合があるかもしれないポテンシャルがあったけれども、あまり踏み込んだ対策というか確認にはなっていなかった物に対しても対策をしていくとのことですが、様々なこうした対策が積み重なっていって、一つ一つは時間的負担をかけないという事だと思うが、多く積み上がってくると全体でスケジュールを圧迫するという事もありうるのかと、3月からの議論を伺っていて思うが、どこかで時間的なコストに対する引き締め・見直しを図っていくとか、そういった予定や見通しはあるか。
佐藤・おっしゃられた通り背後要因の水平展開の対象はそれなりに広いが、H-IIAから使っている、あるいは製造の難易度が高い物、少しずつ視点を絞り込んでやることで、それぞれはある程度時間をかけずに点検できると考えています。これ以外にも対象品としてバルブとかそういった物も対象にして並行して点検を進めておりまして、基本的にはそれらを全て統合した形でスケジュール上問題無いかを確認していく予定です。メーカーさんとの審査会等も並行して進めておりますので、ある程度目処は立ってきていると考えております。

フリーランス秋山・何か新しい試作を付け加えた時の時間的なコストみたいなもの、部品であったりコンポーネントであったりするものに対して情報としてあって、例えば整理すれば見通しみたいなものを立てられるとか、もともと知見として持っていて反映させているとか、そういった時間面の管理というのは基本的にどんな風にされているのか。
佐藤・適切な答えになっているわかりませんけども、各系統に渡って全ての点検をして、必要であれば対策をするという形になります。それら各系で点検したものを集めて、その情報の中で我々の中で審査をして確認をしていくというプロセスで進めておりますので、個々に全てをやっていくというよりは、最終的にはまとめて審査をしていく形で対応したいと思っています。

フリーランス大塚・信頼性向上の取り組みのところで、計測データの充実化が出て来ましたが、数字は出せないと思うがイメージとしてはどのくらいなのか。
佐藤・数字は出せないですが、H3の1号機を含めてやってきた範囲の計測装置の中で、その隙間も含めて出来る形で考えています。予備の回線というか回路をうまく引き出して今回の対応をしていく。本当は抜本的にもう一波テレメトリを乗せてというのも無い事は無いのですが、それはかなり難易度が高いということで、予備の範囲でこういう対策を打ったところです。

フリーランス大塚・岡田プロマネから使える周波数を獲得するのに毎回苦労しているというコメントがあったが、帯域を上げられないボトルネックはアンテナなどのハードウェアではなく周波数の話なのか。
佐藤・1つ新しいテレメを載せる、これは新しい周波数を獲得することになりますので、これは電波法の申請を含めた対応が必要になります。それに合わせた機器の開発も伴ってくるという所です。我々は既にTF1を含めていただいた周波数と、開発した機器の範囲内で出来るように今考えている所です。

フリーランス大塚・帯域はH-IIAから向上しているのか、それとも同じと考えて良いか。
佐藤・使っている周波数帯が基本一緒ですので、帯域といった意味ではほぼ同じと思っていただければと思います。

フリーランス大塚・H3の初号機でオンボードカメラに中継に個人的に期待していたが無かったので、やはり(帯域等が)厳しいのだろうというのがあって、海外の打上げでは普通にやっていてかっこいいと宇宙ファンとして思うので、打上げの直接の機能としては関係無いが、広報的な効果が絶大ですし、もし不具合があった時の解析に使える可能性もありますので、長期的な課題としてでも伝送量向上が検討項目や課題として挙がっていてやる予定とかはあるか。
佐藤・私個人として全く同感ですし、映像から判ることも多いので、なるべく映像はしっかり撮っていくといいなと思っています。ただ映像は非常にデータ容量が多いので、あまり良い画像をH3では落とせていないというのが現状です。結局、いろいろな圧縮技術があると思いますが、それでどのくらい容量を小さく出来るか、そういった所がひとつの鍵になるかなと思っています。

フリーランス大塚・H3のオンボード映像を見た記憶が無いが、撮れていて出していないのか、それともダウンリンクする前にトラブルが起きて映像自体が撮れていないのか。
佐藤・撮っています。非常に粗い映像ですけども、分離等を今まで通り撮っています。

読売新聞・1~3の背後要因として考えられていたものが明らかになり、それに対して新たな評価基準の下で試験を行っていく方向性という事で良いか。(※資料26ページ?)
佐藤・小委員会でも議論がありましたが、昔から使って来た物の実績品の評価ということで、似たような背後要因になったかなと、3はちょっと違うが、そう思っています。そこで新しい視点といったものを入れて、そういう観点でも全ての物を再確認していくという進め方になると思っています。

読売新聞・これは確実に実施していくという方向性で書いても良いか。
佐藤・はい。これを間違いなく我々としては反映していきたいと思っています。
竹上・正にその点が今日の小委員会で妥当と確認されたということです。

読売新聞・電気系統で、企業のロケットの電気系エンジニアの確保について、具体的に各開発フェーズに対応してやられていくとのことだが、どういう形で確保するのか、何が足りないのか。
佐藤・今すぐに足りないとか今までどうだったかという話よりも、今後に向けてという形で書かせていただきました。開発初期段階に多面的な知見を活用したいというのが1つ出したところで、今回の原因究明の中で、衛星の方とか、衛星は電気の塊なので非常に詳しい方がいらっしゃる。そういったロケットの設計とは違う基準でやってきた方から見てどうかとか、そういった所を色々示唆をいただいたとう所でございます。そういった部分を開発初期段階の仕様を設定していく非常に重要な段階に、今後H3の後続も含めた開発をしていく時にはご支援いただくような形でやっていくというのが一つ目となります。二つ目はフェーズフェーズで、例えば工場での点検というフェーズに入るとそこでのデータをどれくらい詳しく見るかとか、そういった事も色々あると思います。そういうフェーズで出来るだけいろんな目を入れて確認をしていける形で人を充てていく。この人を充てていくところは人の話になりますので簡単ではないが、我々JAXAの中でここをどう充実化していくかという話を始めている所でございます。

読売新聞・その人材は社内なのか、それとも今後協力を呼びかけていく相手方が決まっているのか。
佐藤・議論を始めたところです。まずは社内で他部門との人材交流的なところでやっていくのが1つあると思いますし、当然外の大学を含めた方々にご協力・支援をいただく形もあると思います。そういった意味で2本のコミュニティの中で広く議論する形で出来ないかと考えています。

宇宙作家クラブ松浦・素人としての質問ですが、テレメで帯域をなんとかやりくりしているという話があったが、イリジウムの通信装置をJAXAは持っている。確かS-520で使ったと思うが、そういうものを使う考えはあるか。
佐藤・そういうところは1つあると思っています。低軌道か静止軌道かによりますが、そこの伝送量の中で対応していくと。既に使っているという意味ではNASAのTDRSを使った伝送をやっておりますけども、限られたデータを伝送するというのにはああいったものも使っている。今後は低軌道の衛星との通信というのも確立されてくればあり得る手段かなと思っています。

宇宙作家クラブ松浦・TDRSは既に使っているのか。
佐藤・使っているミッションもあります。地上局の無いところでデータを取らなければならない場合です。それはそれ専用の装置を載せて、そしてオペレーションもかかるということで、コスト的にかなりかかりますので、どうしても使わないといけない時、例えばそこのフェーズの衛星分離を見なければいけないといったイベント対応で使っているというのが現状です。

宇宙作家クラブ松浦・なかなかスターリンクの3万6千円という訳にはいかないのか。
佐藤・スターリンクの件は1つの選択肢としてはあるかなと思っていますが、向こうの事情に握られてしまうと基幹ロケットの安定性という観点でどうなのかといった議論もしながら使うかどうかという話をしていかなければいけないかなと思っています。

宇宙作家クラブ松浦・広報用の映像はそれで良いという話はあるか。
佐藤・はい、そうですね。

NHK・イプシロンSの件で、SRB-3ですが以前の小委員会で地上燃焼試験と打上げで実証済みと言われていた記憶があったが、まだ原因究明作業中であるので、そこの部分が拭えないので次の小委員会にかけて自信を持って飛行再開に繋げていくという意味合いで良いか。
佐藤・おっしゃった通り基本的に設計等も違うので問題無いという報告をさせていただいたが、素材とかそういった所に共通性があるという所で、念のためその辺の影響が無いかというのを、イプシロン側の原因究明の調査状況にあわせて評価をしていくという事にしておりましたので、その辺、今判ってきていることを踏まえて、できれば次回にSRB-3は大丈夫なのかどうかという所を報告させていただきたいと思っています。

南日本新聞・次回に報告書をまとめるとのことだが、調査状況について協議するのは今回が最後か。
佐藤・はい、JAXAからの報告は本日が最後になります。

南日本新聞・次回にこれ以上の新しいことは発表されたりしないということか。
佐藤・今日議論いただいた観点がありましたので、その点を必要に応じて補充した形で我々としてはJAXAのレポートを仕上げていきたいと思っています。
竹上・10月中で調整をしますので、その間に何か追加的にJAXAからの説明が必要になれば、そういう会議の構成にしたいと思います。そこは今後次第と思います。

南日本新聞・背後要因の分析結果と信頼性向上の所は2号機から反映させるのか。
佐藤・必要な物は2号機から反映したいと思っています。

時事通信・背後要因の分析結果と対策の部分だが、次回の会合の段階で、例えば背後要因の対策として、どれくらいの対象が挙げられているとか、その辺の全体的な見通しみたいなものはもう少し詳しいものが出たりするのか。
佐藤・どういう事をやっているかは、その時点でいろいろ出ていると思いますので、今そこは具体論は盛り込まない予定でいましたけども、ちょっと検討させていただきたいと思います。

時事通信・資料19ページの背後要因分析の1と2に視点がそれぞれあるが、これの条件はANDなのか。
佐藤・はい、ANDで考えています。

時事通信・資料22ページのテレメトリの充実化だが、これは現状の帯域の中で、予備の部分などをやりくりして加えたということで、今までもので削ったとかそういったものは無いのか。今回問題になった部分の計測の頻度を上げるのは当然だが、それ以外に現状のテレメトリで今回と関係無い部分でこういったものがもっとあったら良いというものを検討された結果、こういう結論になったのか。
佐藤・前半は基本的には今持っているリソースの中の予備で対応できる分、それを今回提案しました。今回提案した部分は起きた事のデータの拡充をするという意味で入れた訳ですけども、当然他についてもどうかというのを確認しまして、基本的にはバランス良くとれているのではないかという形で、他は追加しませんし、他をいろいろ追加していくと予備の中に収まらなくなる事情もございますけども、そういった評価の上でこの範囲を提案させていただきました。

朝日新聞・資料25ページの、電気系開発の強化で専門家の方をもう少し充実していくという話だが、これは電気系の専門家の方が今思えば少なかったという事なのか。
佐藤・今回いろいろな知見をいろいろな方にいただいたというのを踏まえますと、ロケットを専門にやってきた人で我々は議論してきたという所がございます。やはり違った設計基準等で電気の塊のような衛星の方とかそういう方々からいろいろな示唆をいただいたという事で、そういう視野を広げていく形で今後対応できたらいいのではないかという風に考えているところでございます。

朝日新聞・ロケットの開発初期段階から、電気系に詳しい方々の意見も都度取り込んでいこうという方向性か。
佐藤・そういうところが非常に重要ではないかと今回感じたところです。

朝日新聞・打上げの目処について、今のところ年度内を目指すとか時期的なものは示せるか。
佐藤・この時点ではその辺のターゲットを示せないので、JAXAとしては極力早くやれるようにスケジュールを提案して、衛星側との調整、他の衛星の打ち上げもありますので、そういった所との調整、あるいは各種関係機関との調整、そういう中で決まっていくものと思いますので、もう少し時間をいただけたらと思います。

朝日新聞・次回報告書としてまとめて、JAXAからの説明は今日で基本的に終わるとのことだが、次回の報告書でもその辺りはまだ出そうに無いという感じか。
佐藤・報告書としては、そういった2号機の実務的なところは特段盛り込む予定はありませんので、その中ではお示しはしないと思っています。
竹上・報告書自体は原因究明の結果として示す予定ですので、打上げ時期の決定については都度都度できたタイミングで皆様にお伝えしていく、我々としてはしっかり速やかにリターン・トゥ・フライトをしていくという所は変わりは無いと思います。そこは少し切り分けて皆様にお伝えできるかなと思います。

共同通信・イプシロンSについて、爆発した箇所が後方とのことだが、もう少し具体的にはどの辺りか。
佐藤・その後データを見たり、映像を詳細に解析したり、拾ってきたケースの残骸を組み合わせてみたりをやったところで、モーターケースの後方側、モーターの真ん中が並行の胴体になっていまして、前方と後方が丸くなって、後ろは丸い部分にノズルが付いているという構成になっているが、その後ろ側の丸くなっている部分の所を起点としているのが判ってきた。そういう状況になっています。

共同通信・後方の丸くなっている部分は、ノズルとモーターケースがくっついている間ぐらいというイメージか。
佐藤・モーターケースは丸い部分も含めて一体のものだが、並行部の後ろ側についているドーム状になっている部分のところを言っています。

共同通信・言葉的にモーターケースの後方とか、ノズルとの接続部と言って良いか。
佐藤・ノズルとの接続部は意味合いが違ってしまうので、モーターケースの後方ドーム部分と言っていただくのが正確かなと思います。

共同通信・爆発を生じたのが後ろだと判ったということで、原因を調査する上で2つの可能性を示されたと思うが、どちらが有力と言えるようになっているか。
佐藤・シナリオを2つ立てて更なる検証等をやっている所ですので、今この時点でどちらかとは言えません。

共同通信・他には何かあったか。(※イプシロンSの件のとき、動画が切れて視聴できなかったための質問)
佐藤・イプシロンに関してはそれだけです。次回の小委員会の中でH3のSRB-3の評価というものは示したいという話をしました。

フリーランス秋山・資料24ページの冗長系の切り替えロジック改善というところで細かいところになるが、イメージしやすいように解説をお願いします。改善点のところで、A系とB系の何かあった時に過電流検知と遮断機能に片方だけ延長するという事だが、短時間の短絡から復帰するような事象ということで、例として一過性の過電流で短絡と復帰を繰り返して復帰するようなソフトショートとありますけども、この現象というのが過去に起きた事があって、今後も起きうるという想定でロケットにこれまでの知見で組み込まれたものなのか、それとも衛星系のエンジニアの方から示唆があったものなのか、どういう時にこういう事があり得て、今後ロケットの飛行ミッションを救えるようになるという想定なのか。
佐藤・過去にこういった事象がフライトでありました。何が原因かはなかなか難しいが、ちょっとした事でと考えているので、一旦ショートしたが解消するという事も無くは無いという所で考えています。そういった事を短時間の判断では出来ないので、そこをB系だけは少し長めにしてやるという形で今回考えました。

フリーランス秋山・過去に起きたというのはロケットのミッションの中でということか。
佐藤・はい。

フリーランス秋山・具体的にはどうか。
佐藤・詳細は控えさせていただきます。

フリーランス秋山・知見としては過去からそういう事が起きうるというのは持っていたということか。
佐藤・そういう事もあったということです。

以上です。